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『EUデジタルCOVID証明書』でヨーロッパ旅行が容易に


【写真:アイルランドチームはボート競技と
ボクシングで4つのメダル獲得!
(東京オリンピック2020)】

新型コロナが収まる様子がないまま始まった,1年遅れの東京オリンピックも何とか大きな事故.事件なく終わりましたね.今回アスリートたちにとって困難だらけの大会だったと思いますが,日本同様アイルランドの選手たちも頑張ったよう.

今回は,ボート競技とボクシングで金メダルと銅メダルをそれぞれ2個ずつ獲得し,凱旋帰国しました.1996年のアトランタオリンピックでは3個の金メダルをゲットしたので,それ以来の快挙だとか.


アイルランドでメダルが期待できる種目といえば『ボクシング』のみを想像する人も少なくない中,ボート競技も強かったのだなあ,と今回の東京オリンピックを見て思いました.
そういえば,川などでカヌーやボートを練習している人も普段からよく見かけますしね!

来たる8月24日からのパラリンピックも始まりますが,アスリートの皆さんは引き続き体調に気をつけつつ,自分が納得できる試合をしてほしいと思います.




【写真:2021年7月19日から新型コロナ
感染対策緩和で,アイルランドから
他ヨーロッパの国々へ旅行も可能に.
イタリアやポルトガルなど南欧が人気. 】

さてオリンピックが開催されている間も,ワクチン接種は着々と進んでいました.ヨーロッパの中でもアイルランドは人口比に対するワクチン接種がかなり順調.現在2回の接種を完了している人は6割,1回のみ接種済みもいれれば人口の7割が接種を受けたことに(2021年8月10日現在/Our World in Data).

ワクチン接種が欧州などで進んでいることもあり,アイルランドでもEUデジタルCOVID証明が施行され,2021年7月19日から観光など不要不急のアイルランド入国が可能になりました.欧州医薬品庁が承認するワクチン接種完了者(ファイザー.ビオンテック,モデルナ,アストラゼネカ,ジョンソン&ジョンソン)や,半年以内にコロナ感染し治癒済みの証明があれば,アイルランド滞在が容易になりそうです.


ただ,日本で発行されたワクチン接種証明書は,アイルランドではまだ承認されていないので(2021年8月11日現在/外務省)注意が必要です.というのも,世界各国に日本のワクチン証明承認依頼をしている最中なのですが,相互承認ではない(EUなど他国のワクチン接種証明を認めない方向)ため,他の国々との交渉が難航していると聞きました.

他のヨーロッパの国々へ旅行しやすくなったのは嬉しいですが,私はやはり,海外在住邦人の皆さんと同様,煩雑な書類手続きや2週間の隔離.自己待機の負担が軽くなって,日本に帰省しやすくなる日が早く来てほしいな〜と,切実に思います(苦笑).



東京オリンピック2020オフィシャルサイト(英語版)
https://olympics.com/tokyo-2020/en/


2021/08/17(火) Uisce
No.6748 (アイルランド)

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