![]() 【写真:熱気に包まれた会場】 |
コロナ禍で大半の文化活動が延期や中止に追い込まれ,これまで日常的に身近な存在であったアートや生の音楽に触れることが出来ない期間が続き,胸にポッカリ穴が開いてしまったように感じたのは私だけではないでしょう.
最後に行ったコンサートはどこでどのアーティストだったか忘れるほど,月日が経ちました.
![]() 【写真:熱気に包まれた会場】 |
ようやく6月末からフランスでコンサートが解禁になり,お気に入りのアーティストがロンドンからパリにやってくると知って,私も早速コンサートを大満喫してきました.
会場は約2千人を収容できる,パリ.フィルハーモニー.制限が解除されて以来,千人規模のコンサートや劇場では,PCRまたは抗原検査の陰性証明,ワクチン接種情報などがQRコードに収められたパス.サニテール提示と会場でのマスク着用が義務化されています.
![]() 【写真:フィルハーモニーから眺める景色】 |
コンサート前日にフランスでは珍しく唾液で抗原検査とPCR検査を行っている場所を見つけ,こちらで検査を済ませました.無事に陰性の結果が出たので,結果が収められたQRコードを持って会場に.
![]() 【写真:フィルハーモニーから眺める景色】 |
アーティストも私たち観客も,これまで制限を強いられた不甲斐ない思いを発散させるかのようなポジティブなエネルギーを感じました.そしてようやくコンサートが解禁され,音楽を生で演奏出来る,聴けるという感極まりない思いや喜びがアーティストの歌声や観客の歓声,全体のに込められていて,とても印象的なコンサートになりました.