![]() 【写真: 絵葉書のような風景が広がる 大西洋側の地域は, 地元民も大好きなエリア. 】 |
あれよあれよという間に,新型コロナが全世界に広がってから1年以上が経ってしまいました.去年の今頃は「今年は聖パトリックデーも中止になってしまったけど,ま,来年があるよね!」「イースターも今年はロックダウンで大変だったけど,来年のイースターは例年通りだよね!」と2021年に期待をしていた人は(私自身を含め)多かったのではないでしょうか.
今年の聖パトリックデーパレードも中止,現在もレベル5で,4月5日までロックダウン中のアイルランド.2月25日現在,アイルランドでの新規感染者は776件で,やや減少ぎみですが,対人口の割合でみるとかなり多い印象.
ワクチン接種といえば,2月23日現在で,計37万3千280回分の接種が行われたとのこと(政府発表による).人口比では,人口の5%ほどが最低1回は接種を受けているようですが,人口の60〜70%がワクチン接種をしないと集団免疫ができにくい,なんて話も聞いたことがあるので,そこに到達するまでの道のりはまだまだ長そうです.
イースターまでは,仕事や緊急の用事などでもない限り,自宅から半径5kmを越えてはいけないという移動制限もありますが,夏休みまでにはロックダウンも緩和され,ウィルスも昨年のように多少おとなしくなっているであろう,と考える人が多いのか(ワクチン接種が始まって,楽観的になった人も),すでに夏休みの『ステイケーション』予約でホテルが満室,なんてところも出てきているのだそう.
というのも,今年も国外からの観光客はほとんど見込めないので,在住者向けにお得なプランを売り出し,ファミリー向けには,子どもたちが楽しめるレジャー施設があったりと,様々なサービスを提供しているホテルなど宿泊施設が,人気となったようなのです.大西洋に面する南西部〜西部地域(クレア州,ゴールウェイ州,ケリー州など)等,風光明媚な地域が好まれる傾向にあります.
普段なら一泊数万円ぐらいするようなホテルも,値引きされたりディナー付だったりと,お買い得プランが色々あるようなので,この夏古城ホテル的な高級ホテルに泊まってみたいナア〜,と夢想している私です(笑).→「お家でステイケーション」の夏になりそうな可能性大ですが……!