食のテーマパーク FICO EATALY WORLD 美食の町ボローニャ<br>Food theme park "FICO EATALY WORLD" in Bologna | ワーキングホリデー通信
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食のテーマパーク FICO EATALY WORLD 美食の町ボローニャ
Food theme park "FICO EATALY WORLD" in Bologna


【写真:敷地10ヘクタール!FICOの入り口.】

美食の町ボローニャの中心から車で約30分.東京ドームが2個ほどスッポリと入ってしまうほど広い敷地に,世界最大の食のテーマパークとも言える「FICO EATALY WORLD/フィーコ.イータリー.ワールド」があります.

FICOとはFabbrica Italiana Contadina の略で「イタリア農業工場 」の意味.食の安全などが取りざたされる現代において「食」の価値を問い,安全なものを生み出すことを目的とした場所で,扱う食品.食材はイタリア製のみ.




【写真:ワイン.コーナーはかなり広い.】

大きな敷地内にはレストランが45軒ほど入っており,そこで使われる食材の約8割はこのFICO内で生産されたものだとか.イタリア中のあらゆる食材とその食の多様性を体感するための施設と言っても過言ではないでしょう.

まず入り口で目を惹くイタリア最古の自転車ブランドBIANCHI.広い敷地内をビアンキの自転車で回ることが出来るんです.貸出は無料ですが,身分証明書(パスポート)をカウンターに預ける必要があるので,自転車に乗ってみたい人はお忘れなく.




【写真:レストランも40軒以上入ってます.】

入り口のカウンターではFICO内をガイド付きでまわるツアー,FICO TOURなどの申し込みもできます.ガイドの説明を聞きながら効率良くFICO全体を見て回れるので時間制限があるけど全部見てみたい人にはオススメ.ここでFICO全体のマップなどももらえますから,是非もらっておきましょう.

その他にもパスタやパン,ピザ作りのコースや,ワインについて学べるコースがあったり,ジェラートの作り方を習えるコースも.(しかし今のこのコロナ禍では開催されていないものも多々あるようでしたので,事前にホームページなどで確認したほうがいいでしょう)


また自分へのお土産や日本へのお土産などで,町中のスーパーでは売っていないような少しいい物を探したいという時にもFICOはピッタリ.

イタリアのチッキン雑貨や食器コーナーもあり,有名なキッチンブランド「ALESSI」や「guzzuni」なども入っているので,イタリアのキッチン雑貨が好きな人はじっくり見てみるといいでしょう.そしてイタリアらしくパスタ売り場が広いのも特徴です.なにより特筆すべきはワインコーナー!ここはかなり広いスペースが取られていて,イタリアの北から南まで全ての州のワインを揃えています.

ワインコーナーの隣にあるワイン.バーでは,常時約100種類のワインをお得な価格で試飲できるようになっているので,ワインは味見をしてから買いたい人には嬉しいサービスではないでしょうか.もちろん生ハムのコーナー,イタリアンチーズのコーナーも大充実.

買い物の途中でお腹がすいた時もイートイン.スペースが色々とあり,またちゃんとしたレストランもあるので,軽食からランチ,夕方にはアペリティーボ,そして夕食を取ることもできます.イートイン.コーナーで気軽に食べられるので気になるお店で少しずついろいろ食べ歩きしてもいいかもしれません.




【写真:美味しい生ハムのピアディーナ.】

お土産だけを買うのも良し,じっくり見て回るのも良し,食べ歩きも出来て,子供連れでも楽しめそうなイベントも時々用意されていますので,それもホームページなどでチェックしてみてくださいね.

ただコロナ禍で今まであったボローニャ駅からのシャトルバスは運行を中止しているようです.その代わりにボローニャのタクシー会社COTABOと契約して,駅からFICOまで15ユーロの定額になっているようです.また,営業日時も今は毎日ではなく木曜日〜日曜日の週4日,11時から23時の営業となっていますので,お気をつけください.




2020/09/08(火) Maliarda
No.6642 (イタリア)

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