![]() 【写真:IKEAにて.床部分に貼ってある ソーシャルディスタンスステッカー 】 |
ベルリンの学校は6月24日から夏休みに入りました.コロナの影響で,休校してしまった期間のことは誰も問題にせず,ドイツでは今年の夏休みの長さは予定していた通りです.
スペインやイタリアへ通常通りに休暇へ行く人は少ないにしても,例年通り,ご近所の皆さんは自宅にいない人も多いようなので,どこかに旅行には行っているようです.ただ今年は,通常は飛行機利用のところを,車で旅行するケースが多いようです.
ベルリンの街の中も,買い物や公共機関ではマスク着用が義務付けられており,レストランや公園で集まっている人々をよく見かけますが,いつものベルリンの夏らしく楽しく過ごしている様子です.
ただ,まだまだ第2波が来るという話を信じている人も多いので,まだまだ油断していない様子が伺えます.会社でのお仕事はというと,会社によって違いはありますが,まだリモートワークも半々という状況です.
コロナ危機の期間はオンラインでの購入は,どこの国でも総合的に増加したとは思いますが,ドイツではオンライン購入は,自粛期間が始まってからの過去三ヶ月には家前に比べて47%の伸びがあったと言われています.
さらに,特に売り上げを伸ばしている商品カテゴリーとしては,1400%の伸びのトイレットペーパーや11700%の伸びのマスクは理解できますが,さらに仕事用のデスク(400%の伸び)とチェアー(148%の伸び)やウェブカメラ(1100%)さらに,庭用の植物と観葉植物とそのデコレーション類の売り上げが伸びたという結果が出ています.
さらに,ステイホームで自宅内のリフォームが大活躍したこともあり,D I Y用品の道具箱やペンキや売り上げが伸び,スポーツ用品は,自宅用トレーニング機器や卓球セットの伸びが著しかったとのこと.逆に,売り上げがマイナスになったのは,自家用車,ファッション衣料とのことです.
さらにオンライン最終オーダーをする時間帯は,午前中10時から12時とのこと,これもリモートワークの影響もあるコロナ危機特有の結果だと言えます.
ドイツでもまだまだ油断できないコロナ蔓延ですが,今後夏休みや休暇後に,ベルリンに帰ってきてから,状況が悪化しないことを祈るばかりです.皆さんもまだまだ油断せず,マスク着用で健康にお過ごしください.