![]() 【写真:素敵なブーケがテーブルを彩ります.】 |
先日は久しぶりに友人の結婚式に参加することになりました.
様々な人種が集うフランスの結婚式は,日本のものと異なり,かなり多様なスタイルで自由なものが多いです.なので毎回結婚式にお呼ばれするとワクワクします.
今回は日本人の花嫁さんに旦那様はアジア系のマダガスカル出身の方ということで,結婚式後のパーティー(日本でいうところの披露宴)では,これらの国のお料理が振舞われ,会場には二国を彷彿させるデコレーションが施されたり,マダガスカルのダンスが披露されたりと,とてもオリジナリティと笑いに満ち溢れた楽しい夕べとなりました.
2人の新しい門出を祝いに集まった参列者も,とても国際的だったのが印象的です.
![]() 【写真:テーブルに着席して メインを頂く前に,】 |
ちなみに,日本では相場があったり,偶数はいけないなどの決まりごとのあるご祝儀ですが,今回久しぶりに出席する結婚式だったため,フランスではどのくらいのものなのかと,他の出席者にアドバイスを求めました.
フランスでは,それぞれが新郎新婦との関係や,自身の経済状況に応じて可能な範囲で決めるのが一般的だそうです.日本の相場とこちらの相場の間で悩みましたが,結局私と同世代のフランス人の友達が「このくらいをよく包むよ.」と言っていた額を渡すことにしました.
中にはプレゼントを渡す人たちもいました.
![]() 【写真:国際色豊かな前菜が並びます.】 |
日本と違って,豪華絢爛な引き出物も特になく,シンプルで本当に現代の結婚式だと感じました.日本も晩婚化が進み,ずいぶんシンプルな結婚式が増えていると聞いています.これからますます多様化する結婚式は,個性的なものも増えてくるのでしょう.