さまざまな大晦日&新年の祝い方 <br>Christmas & new year's various celebrations around the world | ワーキングホリデー通信
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さまざまな大晦日&新年の祝い方
Christmas & new year's various celebrations around the world


【写真:ドイツなどでは「ブタ」も幸運を
招いてくれるシンボルになっています.】

Athbhliain faoi mhaise daoibh!(アーヴリーン フウェイ ヴァーシャ ジーヴ/明けましておめでとうございます!)

アイルランドで年末年始を過ごされたワーホリメーカーさんも,そして日本でアイルランドに旅立つ準備をされている方も,素敵な年越しをされたことと思います.

日本と異なり,アイルランドや欧州で新年を迎えると,物足りない気分になる邦人は多いようです.日本であれば,クリスマスの後に町は一瞬で正月飾りに変身し,元旦になるにつれて日々年越しムードになっていくからでしょう. 一方,アイルランドだとクリスマスが過ぎても,そして年が明けてもクリスマス飾りのまま.大晦日はパーティをしたり,花火が上がったりで一瞬盛り上がりますが,1月2日からは仕事始めなので,私はいつも消化不良な気分でいます(苦笑).



【写真:近年は欧州で日本の「招き猫」
が"ラッキーキャット"として注目中.】

私自身,大晦日の夜といえば,実家から送ってもらった年越しそばをすすりつつ,TVで映画を見たり,新年が明けていくニュースなどを見たりして,実に地味な年越しをしていますが,今までは友達を招いてパーティーをしたり,逆に友達や知人宅に招かれて,年越しパーティーを楽しんだり,はたまた日本に帰省した年もあったり,他の国で年越しをしてみたり――と色々な形で新年を迎えていました.

その中で今も印象に残っているのは,我が家で友人や同僚たちを招いて年越しパーティーをした時のこと.その時は,私の他にドイツ人やスコットランド人,スペイン人などが集まっていたのですが,その時にそれぞれの国の新年の迎え方の話になったのです.



【写真:アイルランドではあまり見かけない,
テントウムシのチョコが可愛い.
ばらまきお土産にいいかも.
ドイツにて購入.】

例えばスコットランドでは,クリスマスよりも新年(大晦日〜元旦)の方が盛り上がるといった話や,新年が明けると同時に,12粒の葡萄を一粒ずつ食べて新しい1年の幸福を祈るスペインの伝統,そしてドイツでは大晦日などに鉛などを溶かして(現在鉛製品は禁止されているそうですが),新年の運勢を占って遊ぶゲームがあったり,テントウムシや四つ葉のクローバーなど幸運グッズなどを贈りあったりする習慣がある,なんて面白い話を聞いたのでした.


ヨーロッパの新年といっても色々なのだなあ,と興味深く思い,その後はクリスマスから新年にかけて,女一人旅もよくしていました.

そんなわけで,もし皆さんもアイルランドなどで,アイルランドのみならず,近隣の国々の文化.伝統などにも触れる機会がありましたら,日本の「年越しそば」や「除夜の鐘」など日本の文化伝統に関して,披露してみると面白いかもしれませんね!




2020/01/07(火) Uisce
No.6561 (アイルランド)

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