![]() 【写真:ストラスブールの大聖堂】 |
クリスマスマーケットが,ヨーロッパ各地で始まりました.アイルランドでも年々メジャーになっているクリスマスマーケットですが,今年初めて,フランスのアルザス地方にある,ストラスブールのクリスマスマーケットへ行ってみました.
4世紀も前の1570年から続く,フランスでは一番古いクリスマスマーケットが,このストラスブールのマーケット.本場ドイツのマーケットとは,また趣の違う雰囲気があり,世界各地から多くの人々を魅了してきています.
ストラスブールのシンボル,大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Strasbourg/Straßburger Münster)が,クリスマスマーケットの中心で,その存在感を見せていました.
![]() 【写真:ブログリー広場のXmasマーケット】 |
いつもこの町のクリスマスマーケットを訪れたいと思っていたのですが,昨年12月の痛ましい事件から,行くことに少し躊躇していました.
ストラスブールのクリスマスマーケット会場は,あちこちに点在しており,私が滞在していたホテルは,そのうちの一つのマーケットにとても近い場所にありました.
入り口近くの橋へ歩いていくと,多くのパトカーや警察がいます.どうやらここで荷物のチェックをしているよう.今年は去年のような悲劇は起こさせない!という雰囲気満々で,安心しました.
Place Broglie(ブログリー広場)にあるマーケットは"Christkindelmärik(アルザス方言でmarket of the Child Jesusの意)"と呼ばれています.
![]() 【写真:アルザス地方らしく, コウノトリグッズも売られていました. 】 |
結構な人出でしたが,それにしても屋台の数も多かったです.なんでも300以上の屋台が出ているのだそう.今年12月12日からオープンする,ダブリンキャッスルでのクリスマスマーケットでは,30ぐらいの屋台が出るという話なので,その10倍の数のお店がストラスブールのマーケットにあるんですね!
さらに,町の建物全体もクリスマスデコレーションされているのも見どころ.インスタ映えしそうなスポットがたくさんありました.
![]() 【写真:クレバー広場にあるツリーは, 迫力があります. 】 |
ストラスブールは,ドイツの国境からも近く,またドイツとフランス間の複雑な歴史背景から,ドイツ語表記も多く,ドイツ語を話す人も少なくないよう.アルザスの文化を感じることができ,数あるクリスマスマーケットの中で,お気に入りのマーケットの一つとなりました.
飛行機で現地へ飛ぶ場合,アイルランドからの直行便は出ていないので,ロンドンやパリ,バーゼルなどを経由する必要がありそうですが,他の都市と合わせて,旅の計画にストラスブールを入れるのも良いかもしれませんね.