アイルランドのビーチとちょっと違う?ドイツ北部のバルト海へ 〜 アイルランドワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
ワーキングホリデー通信
アイルランドのビーチとちょっと違う?ドイツ北部のバルト海へ 〜 アイルランドワーキングホリデー

【写真:シュトラルズントには水族館もあります.】

アイルランドは日本同様島国.そのため息を飲むぐらいきれいなビーチが,あちらこちらに多くあるのですが,天気が悪いことが多いので残念だな〜と思うことがあります.というのも,晴れていると海の色がエメラルドグリーンやコバルトブルーで,見とれるほど美しく癒されるから…….

ところで今年の夏は,義理の親せきの葬儀で夫の故郷である,北ドイツへ滞在していました.しかし折角はるばる北ドイツまでやってきたので,お葬式が終わった翌日に,義理の両親と夫との4人で北ドイツのビーチへ遊びに行くことにしました.



【写真: 1933年に航海練習船として造られた帆船,
Gorch Fock(ゴルヒフォック).
博物館として公開されています.】

ドイツはアイルランドよりずっと大きな国ですが,ビーチの部分が北部しかないので,夏季には多くの人々が観光や休暇で訪れる人気のビーチリゾートとなっています.
ちなみに私は,北ドイツの海はクリスマスの時期(真冬!)にしか行ったことがないので,アイルランドのようにどんより曇っていたり,嵐だったりと荒れた天気が多く,その点アイルランドの海と共通しているような気がします(苦笑).

ドイツのビーチといえば,ノルトゼー(Nordsee)かオストゼー(Ostsee)でしょうか.つまり北海(North Sea )とバルト海(Baltic Sea)のことなのですが,この二つの名前をよくドイツ人たちの会話の中で耳にします.




【写真:魚を使った様々なファーストフードの屋台.
美味しそう!】

さて,今回一泊旅行へ出かけたのは義理の両親宅から車で2時間ほどの,シュトラルズント(Stralsund).町を歩いていたら,ちらほらアジアからの観光客は見かけても,そこまで外国語は聞こえず,どちらかといえばドイツ語が良く聞こえたので,海外からの観光客というより,ドイツ語圏の人たちに人気の休暇先なのかな,という印象でした.

その日は曇っていたのですが,早速ビーチへ直行!そこにはアイルランドでまず見かけない,シュトラントコーブがずらっと砂浜に並んでいました.ドイツのビーチ特有と言っても良いこのチェア,直訳すると「ビーチのかご」みたいな意味になるのですが,他の国や地域だとビーチチェアとかシートのところが,北ドイツのビーチではこのかご型椅子がお決まりのよう.

もともと風や砂除けのために作られたようで,1882年に北部の港町ロストック(Rostock)在住だったかご職人さんが,販売し始めたのが始まりだったそう.

もう一つ,私がアイルランドでもっとあれば良いな〜と熱望しているものが,コレ.フィッシュサンド!ドイツの港町には,船の屋台がいたるところにあり,様々な種類の魚をファーストフード感覚で楽しめるのです♪
魚のファーストフードと言えば,アイルランドにはフィッシュアンドチップスがありますが,北ドイツで販売されているものには,その他にも魚をパンでサンドしたもの,カナッペ状にしたもの,串刺しにされたものなど,種類が色々で面白いです.魚の種類もたくさんあるので,,全部食べてみたくなります.値段は大体日本円にして500円前後ぐらいだったので,もし私一人がここに来たら,間違いなく暴飲暴食していると思います――.



【写真:ビーチに並ぶかご型椅子.
この椅子を使わず,シートを敷いて砂浜に
寝っ転がっている人達の方が多かったです.】

アイルランドからドイツ北部を旅する場合,アイルランドの格安航空会社ライアンエアーが,アイルランドからリューベック空港へ定期的に運航していたので,昔はよく利用していたのですが,2014年リューベック空港が破産してしまい,それ以降はハンブルク空港を利用しています.

こうして予定をしていなかった私の夏休みでしたが,また季節の良い時に再訪したいビーチでした.



2019/09/17(火) Uisce
No.6524 (アイルランド)

TOPに戻る

(C)copyright 2025
ワーキングホリデー通信