
こんにちは,皆さん.節分も終わってあと少しの辛抱で暖かい春ももう少しでやってくるはず.
さて,今回はアイルランドにいて,日本ではあまり見かけない野菜を目にしたのでご紹介したいと思います.
まずは,人参のような形だけれど色が白の,パースニップという野菜.秋から冬の寒い時期に,収穫できるので,冬になると値段が安くなりこの時期旬の野菜です.味はオーブンでオイルをかけてローストするとすごく甘くなりとてもおいしいですし,ゆでて食べることもできます.こちらの野菜は一般的な日本のスーパーでは,見たことがありませんが,こちらではよく食べられる野菜の一つです.
そして,もう一つ日本で目にしたことない野菜は,ターニップというかぶの種類ですが,すごく大きい.スープに使われるようですが,使用頻度が低いので,今まで一度も食べたことがありません.アイルランドではその昔,ハロウィーンでかぼちゃが一般的になる前にターニップが使われていました.

また,キャベツの味がするのだけど,サイズがとても小さい芽キャベツといわれる野菜.こちらではSproutsなどと呼ばれています.
アイルランドの食卓で,ベーコン,もしくはお肉,マッシュポテト,アスパラガス,ブロッコリー,芽キャベツが組み合わされて夕飯として食卓に並びます.調理もゆでるだけでとても簡単です.こちらも旬の時期は冬で安いですし,美味しいです.
そして,日本にもあるが,サイズや味が少し違う大きめのねぎや,ズッキーニもあります.きゅうりやトマトはいつも日本のほうが水みずしくて,さっぱりとしていて,美味しいなあ,なんて思います.
特になぜかきゅうりは,こちらはしゃきっとしていません.
気候などの理由もあって,日本では見ない野菜,少し味やサイズの違う野菜などがあって興味深いです.多くの野菜はよく見るとオランダなどから輸入しているようです.アイルランドで自給ができるものは,やはり乳製品がメインです.しかし,最近はアイルランドでも多くの野菜を,育てています.
日本食の製品はなかなか,アイルランドは,地方に行くと手に入りませんが,無理に日本食に頼らず,せっかくなので,アイルランドでしか味わえない野菜を,存分味わうのも悪くはないですね.