![]() 【写真:すでにマーケットは多くの人々で にぎわっていました.】 |
アイルランドのみならず,本場欧州大陸のあちこちでも,現在クリスマスマーケットが開催真っ最中ですね!
昨年の12月に,スイス北部に位置するバーゼル(Basel)という街のクリスマスマーケットへ初めて行ってみました.
クリスマスマーケットといえば,ドイツが本場のイメージなので,スイスでクリスマスマーケットなんてあるの?と最初はイマイチピンと来なかったのですが,バーゼルのクリスマスマーケットは,スイスの中でもかなり大規模なのだそう.
バーゼルはフランスとドイツとの国境に位置するため,簡単にこれら3つの国々を行ったり来たりできる面白い街です.徒歩(!)で容易に歩いて越境できてしまうぐらい互いの国と近いため,越境通学や越境通勤する人も多いのだそうです.
![]() 【写真:この屋台ではココア(ホットチョコレート)を販売.】 |
こうして,長らく行ってみたかった,スイスで最も大きいクリスマス市の一つ,バーゼル.ちなみにバーゼルのクリスマスマーケットは,2017年で40周年を迎えました.
私がバーゼルを訪れた日は,残念ながら雨が降っており,その上なぜか『こどもマラソン』なるものが,夕方5時から行われるということで,なんだかドタバタしていました(笑).
それにしても,クリスマスマーケットの屋台の間を,子どもたちが走るって,楽しそうなような寒そうなような…….
![]() 【写真:ブーツ型のカップに入った, グリューヴァイン(ムルドワイン)! 】 |
クリスマスマーケットで,特に私が楽しみにしていたのは,アイルランドでもお馴染みのムルドワイン(Mulled wine).ドイツ語ではグリューヴァイン(Glühwein)と呼ばれるのですが,ここバーゼルで売られているグリューヴァインは,ブーツの形をしたカップに入れてもらえるのです.
デポジットは3スイスフラン(≒340円)で,返却したら3スイスフランが戻ってきますが,そのままもらって帰っても良いです.私はもちろん持って帰ってきました♪
バーゼルのクリスマスマーケットは,一か所に固まっておらず数か所に点在しているので,バーゼルの可愛い街を,屋台で買った食べ物を頬張りつつ,ぶらぶら歩きながら次のクリスマスマーケットを目指すのが楽しかったです.
巨大なクリスマス.ピラミッドも回っていました!
クリスマス.ピラミッドは,ドイツのクリスマス工芸品で有名ですが,実際屋台でこういった木の工芸品飾りを販売しているところもありました.
だんだん暗くなり,人も増え,さらに雨まで降ってきたので慌てて滞在していたホテルへ戻りました.
![]() 【写真:ドイツの工芸品, クリスマス.ピラミッド. 小さい工芸品はクリスマスの デコレーションとしても人気.】 |
バーゼルのクリスマスマーケットを全部制覇できませんでしたが,次回の楽しみにとっておこうと思います!
それにしても,スイスのクリスマスマーケットで一つ難点を挙げるなら,やっぱりドイツのクリスマスマーケットに比べ,かなり物価が高いことでしょうか……(泣).
とはいえ,バーゼルからフランスのストラスブールや,ドイツのクリスマスマーケットへも簡単に行けてしまうので,"クリスマスマーケットのはしご"をしたい方にはおススメです.
ダブリンからバーゼルまでは,ライアンエアーなどの直行便で行くことができますよ!
●The Basel Christmas market
(バーゼル.クリスマスマーケット)
ホームページ https://www.basel.com/en/Christmas-in-Basel/Christmas-Market
開催日 2018年11月22日〜12月23日まで毎日
午前11時〜午後8時半まで営業
※ただし12/23のみ
Münsterplatz(ミュンスタープラッツ)は午前11時〜午後6時まで営業
Barfüsserplatz(バーフュッサープラッツ)は午前11時〜午後8時まで営業