![]() 【写真:ナントの町中に通るトラム.】 |
週末旅行にパリからTGVで約2時間,Nantes(ナント)に足を伸ばしました.
現在ナントはロワール=アトランティック県の一部であるが,1941年に分離されるまでは歴史的にブルターニュの一部でした.着くとすぐに要塞ブルターニュ公爵城(Château des Ducs de Bretagne)が出迎えてくれます.ブルターニュのサンマロで見た要塞を彷彿させます.建物の作りや,海産物,クレープが名産という食文化もブルターニュに似ています.街にはモダンなトラムが走り,市内をロワール川が流れます.
![]() 【写真:Marché de Talensac】 |
最近多くのパリジャンたちがナントに移住しているというのを聞き,どんな街か興味津々でした.歴史が町中に溢れ,アートが盛んなこの街はとても美しく,地元の人々はとても親切で陽気なのが印象的でした.そして若者も多くいて活気があります.パリからもアクセスしやすく,近年徐々に人気が高まるナントは住居を見つけるのがどんどん難しくなっているとのこと.
クリスマスを前にクリスマスマーケットが街を賑わせ,歴史のある名所,Passage Pommerayeはすっかりクリスマスの雰囲気が漂っていました.
![]() 【写真:街のシンボル,ブルターニュ公爵城】 |
この地方の名産品を探しにナントで一番有名なMarché de Talensacへ.牡蠣や海老など近郊の海でとれた新鮮な海産物がたくさん並んでいました.価格もパリに比べてとてもお手頃です.早速牡蠣を購入,その場で殻を開けてもらったら,マルシェの前にあるカフェに持ち込み(親切に持ち込みを許可してくださいます.)地元の白ワイン,ムスカデと共に頂きます.とても新鮮でしかもお手頃な牡蠣を食べたらなんとも幸せな気分に.またナントにすぐ戻って来たくなりました!