FIAC パリ,芸術の秋 〜 フランスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
ワーキングホリデー通信
FIAC パリ,芸術の秋 〜 フランスワーキングホリデー

【写真:会場の様子】

芸術の都パリでは,毎秋国際コンテンポラリーアートフェア「FIAC」(Foire Internationale d'Art Contemporain)が開催されます.
45回目になる今年,私も数年ぶりに行ってきました.世界の各地からこのイベントのために多くの人がやってくることで知られ,この開催期間に合わせてギャラリーなどは特別に夜遅くまでオープンしています.


確かにこの時期, FIACが開催されるグランパレ周辺やギャラリーが多く集まるマレ界隈や8区のマティニオン通りなど,特別なイベントを催したりして,普段以上に英語も多く聞かれる気がします.




【写真:会場のグランパレ.
万博の際に建てられました.】

会場のグランパレ以外にも,チュイルリー庭園には20点ほどの作品が展示され,ヴァンドーム広場はFIACが選んだ1人のアーチストの表現の場となります.


さらに,サン.ジェルマン.デプレのウジェーヌ.ドラクロワ美術館では,1人のアーティストの自由な作品発表が行われます.街がアート色に染まります!

会場のグランパレ前の大通りは, 1900年の万国博覧会の時のように,FIACの期間中歩行者天国となり,FIACの一環として彫刻やインスタレーションが展示され,そして向かいに位置するプチ.パレでも展示が行われます.会場に入る前からお祭り気分になります.




【写真:会場の前に展示された
ネオンを使ったアート】

会場の中では,パリを拠点とするギャラリーの他に,やはりコンテンポラリーアートの盛んなニューヨーク,スイス,ロンドン,ミラノのギャラリーが高い人気を見せており,ずいぶん賑わっているのが印象的でした.

アジアからは韓国,中国のギャラリーが目立つ位置にブースを出していたためか注目を集めていました.今一番旬な売れっ子アーティストたちの作品が並びます.

なかなか手が出せない高値のアートが多いですが,気に入ったアートやアーティストが見つかったら,参考までにアーティストについてや,作品の背景,人気の訳,価格を聞いて見るのも醍醐味でしょう.




幅広いアートを鑑賞していると,自分のアートの好みが徐々にわかってくるのが興味深いです!





2018/11/06(火) Paris Eyez
No.6422 (フランス)

TOPに戻る

(C)copyright 2025
ワーキングホリデー通信