ビーガニズムが進むイギリス 〜 イギリスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
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ビーガニズムが進むイギリス 〜 イギリスワーキングホリデー

【写真:veganlondon.co.uk】

近年,エシカル消費やサステイナブルな食のトレンドが定着しつつあるイギリス.その影響で,イギリスではビーガン人口が急増しています.ビーガン人口は特にミレニアル世代を中心とする若い世代で支持され,いまやイギリスのサブカルチャー的存在にもなっています.



オーガニックショップや健康食品を扱うお店では,ビーガン食品が手軽に入手できるようになりました.大手スーパーでも,ビーガン食品やビーガン向けのお惣菜やお弁当などが並ぶようになり,ビーガニズムが身近なものになってきたと思います


ただ,ビーガニズムがイギリス社会で市民権を得てきているとはいえ,いつでもどこでもビーガン食を食べられるわけではないビーガンの人たちは,外出先ではとても苦労しているようです.学食や社員食堂,旅行先でビーガンメニューがなく,仕方なく自分で用意したものを食べているといった声もよく聞きます.

そんな問題を解決するために,ビーガンのためのサバイバルガイド的な本やサイトが次々と登場しています.ビーガン食品を買えるお店,ビーガン食を提供するレストランやホテルのほか,ビーガン関連のイベントなどが掲載されています.


ところで,120軒ものビーガンレストランのあるロンドンは,ヨーロッパで最もビーガンフレンドリーな都市なのだそうです.ちなみに,2位はベルリンで61軒,3位はプラハで52軒,4位はパリ49軒,5位はワルシャワ47軒となっています.個人的には,イギリスよりドイツの方がビーガニズムが進んでいるかと思っていたのですが,イギリスでのビーガニズムの関心の高さが伺えるランキング結果ですね.

<関連サイト>
https://www.veganlondon.co.uk




2018/10/16(火) Miyo
No.6414 (イギリス)

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