![]() 【写真:飛行機での旅は,非日常空間で 気分も高揚するので,十分お気をつけて!】 |
夏休みもそろそろ終盤.といっても仕事をされている方は,とっくに夏休みは終了しているかもしれませんね.
一般的な夏休みの期間といえる6月末〜8月まで,世界中の空港が大混雑,空港スタッフの方々は,忙しさで謀殺されてきたことだと思います.アイルランドにも,国際空港はいくつかありますが,その中でも首都ダブリンでの空港では,人の移動が多いこの時期,たくさんの『落とし物.忘れ物』があったそうです.
サングラスや携帯電話,お金,パスポート,子どもたちのお気に入りのぬいぐるみ等はもちろん,空港ではコートなど上着やベルト,貴金属類も『忘れ物』ベスト10に入ります.セキュリティチェックがあるので,これらの物も全部はずして,X線に通したりすると,そのまま忘れてしまうのでしょう.次の飛行機の乗り継ぎとか,早く荷物をカルーセルから引き取って空港外に出たい!とか,気に取られることが多いので――.
余談ですが,私の友人はスーツケースまるごと忘れて,空港外に出てしまったことがあるそうです(笑).海外勤務をしていて,久しぶりのニッポン!が嬉しすぎたのか,カルーセルから荷物を取らず,そのまま入国したそうなのです.でもたいてい入国前に,申告書を渡す場所があると思うのですが,その時に指摘をされなかったのでしょうか……?
さて話をダブリン空港の忘れ物に戻します.
ちょっと変わった忘れ物,というものが存在するのも良くある話.ペットだとか墓石,便器,酸素ボンベといった「どうして忘れる?」というものもあります.歩行補助具や松葉杖など,なかったら困るだろうというものが,いつまでたっても引き取り手がない,なんてこともあるそうで,空港スタッフは『ダブリン空港で"奇跡"が起きて,松葉杖や歩行補助がなくても,突然歩けるようになったのだろうか?』と首をかしげているそうです(苦笑).
食べ物など腐敗してしまうものは,保管できないので破棄するそうですが,名乗りがないペットたちは,空港スタッフのうちの誰かが,好意で引き取り面倒を見ているのだとか.
食べ物など腐敗してしまうものは,保管できないので破棄するそうですが,名乗りがないペットたちは,空港スタッフのうちの誰かが,好意で引き取り面倒を見ているのだとか.
国際空港は,年1度日本への帰省や,夫の実家への帰省など,たびたびお世話になるので,空港スタッフを困らせないようにしよう!と努力はしているものの,過去に1度,搭乗ぎりぎりまでチェックインを忘れていたり(!),空港で迷ったり(パリのシャルルドゴール空港やヒースロー空港は,時々搭乗口が遠かったりして大変!)と,結構そこここで迷惑をかけています…….