![]() 【写真:カフェタイム!カプチーノと スコーンでのんびり.】 |
今やすっかり市民権を得た,アイルランドのカフェ.10年ぐらい前から雨後の筍のごとく,たくさんのカフェがオープンしたように記憶していますが,それまではカフェはほとんどなく,ダブリンで有名なビューリーズ(Bewley's Café)や,全国展開のサンドイッチバー,オブライエンズ(O'Briens),そして雑貨が可愛いアヴォカ(Avoca)のカフェなど数えるほどだったような気がします.
ちょっとお茶しようかな,と言う時はよくパブに行ったりしていたのですが,今やこんなにオシャレなカフェが増えているので,バリスタがいるわけでもない,そして美味しいケーキやスコーンなどもあまりないパブでは,今ではちょっぴり役不足なのかもしれません.
英国発のコスタカフェ(Costa),そして日本でもお馴染みスターバックス(Starbucks)といったチェーン店も多くあり,ちょっと休憩できるカフェがあるのは嬉しいですが,当然ながら今や,アイリッシュ好みのコーヒーなども,色々と出てきている様子.
2017年にUCC Coffee Irelandによって行われたリサーチによると,3人に1人がカフェで毎日コーヒーを購入しており,コーヒー一杯で3.08€は喜んで支払えるとのこと.その中でもさらに10人に1人のコーヒー好きさんは,美味しいコーヒーなら一杯5ユーロ払っても構わない!と考えているのだとか.
![]() 【写真:ホテルに入っているこのカフェには, 素敵な庭もありました.】 |
特にダブリンやコークなど都市部では,さらにカフェの数が多いだけあり,ダブリン在住者の4割は毎日外で一杯は必ずコーヒーを飲むそうで,コークやケリーなどアイルランド南西部でも,38%の人が1日一度は必ず外でコーヒーなのだそうです.
そして,コーヒーにも色々ありますが,アイルランド人が良くオーダーするお気に入りコーヒーは,1位カプチーノ,2位アメリカーノ(エスプレッソをお湯で薄めたコーヒー),そして3番目に人気のあるコーヒーがラテ.
他のヨーロッパの国,例えばフランスやイタリア,ベルギーなどで良く消費されるエスプレッソは,アイルランド人には濃厚すぎるのか,ベスト3には入っていませんでした.
私自身はしょっちゅうコーヒーのテイクアウトをしたり,カフェへ行ったりするタイプではありませんが,たま〜にちょっと贅沢気分を味わい時に,ホテルのカフェやアイルランドの本屋さんなどに入っている,小さなカフェ(インソムニア/ Insomniaなど)でゆっくり時間を過ごすのが好きです♪