![]() 【写真:見た目はワカサギのようなスメルト】 |
まだまだ冷え込む日が続いているブライトンです.こんな時期,私は(実際本当かどうかは別にして)毋がしばしば「天気の悪い日が続く時は,良い魚が店頭に並ばない」と言っていたこともあり,なんとなく魚屋さんを避けてしまっています.ですが,そんな日の合間にも晴れる時がもちろんあり,先日もそのタイミングで魚屋さんへ行ってきました.
生憎狙っていたサーモンは,懇意にしている魚屋のおじさんも「I am afraid but no SASHIMI quality!」と言うことだったので,サーモンは蒸し焼きメニューに変更し,そのかわり他の鮮魚をチェック.その時にみつけたのが,今回のタイトルにもあるスメルトと言う魚です.
綴りはSmeltで,見た目はワカサギのようです.日本では北海道の方で獲れるキュウリウオとして知られ,この名の由来はそのままで,キュウリのような匂いがすることだそうです.(英語名の由来はよくわからなかったのですが,smelt(匂い)という名の通り,何かしら匂いに関係することは察することができます)
購入したスメルトは200グラム.金額で1ポンド50ほど!参考にしたサイトによると,30センチくらいまで成長するらしいのですが,私が購入したものは手のひら,8センチほどで,インターネット上に挙がってくる銀色の表面ではなくて,色素の薄いものでした.家に帰って,早速洗い,しっかり水気を拭いてから塩コショウ.ちょっと英名スメルトから臭うのでは...と気になったので,カレー粉を少し混ぜました.小さいので揚がるのはあっという間!出来立てを家族でどんどん食べていきました.お味は臭みもなく美味!1年中出回っている魚らしいので,魚屋にある日には購入して帰るのが定番になりそうです.
ちなみにイギリスではこちらはあまり「商用」として扱われてないようですが,ドイツやロシアの地域によっては,フライトして定番化しているみたいです. 以前は他の小魚ースプラットと言う魚についても記事を書いたことがありますが,安くて料理の簡単(私が揚げものしかしてないだけですが…)な魚を知っておくとメニューを考える時にも便利です.ぜひみなさんも一度試してみてください!
参照サイト British Sea Fishing.co.uk
http://britishseafishing.co.uk/smelt/