![]() 【写真:日曜営業を案内する 大手デパートの看板.】 |
フランスでも日曜日の商店営業がいよいよ本格的にスタートしました.先月は,大手のデパートメントストア(ギャラリーラファイエットやボン.マルシェなど)が日曜営業を開始し,都市の様子が今後変化することは間違いないでしょう.
日本からフランスに来た当初,日曜日には午前中のみの営業を行うスーパーマーケットはあっても,その他の商店はほぼすべて閉まっていたため,週末前に家の食料品の在庫をチェックして,買い物に行くというリズムに慣れるのにしばらく不便さを感じたのを今でも覚えています.しかし,しばらくすると案外慣れるもので,日本における異常な便利さに今では疑問を感じるほどまでになりました.
日本社会のコンビニエンスストアをはじめとする24時間営業の商店などがはびこる社会は,いつでも欲しいものが手に入る便利さというメリットがあると同時に,人々の健康に必要な生活リズムを崩し,健康を損なうというデメリットも生み出しました.
長年に渡る協議の末,日曜営業が解禁されたことで,フランス社会が今後どのように変化をしていくのでしょうか.