ベルリン住宅事情 〜 ドイツワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
ワーキングホリデー通信
ベルリン住宅事情 〜 ドイツワーキングホリデー

【写真:天井に近い高さの高いベット】

10年前であれば,子供が増えたり,成長して子供部屋数が必要になったら,1,2部屋多い大きなアパートへ引越しすることが当たり前でしたが,ここ最近のベルリン住宅事情では,家賃もかなり上昇し,アパート自体を見つけることが大変困難になり,現在住んでいるアパート内を改築するという住居アレンジパターンが増えています.





【写真:ベットの下のスペースも利用】

特に子供部屋の改築が多く,天井が高いアルトバウに住んでいる場合,高さの高いベットを天井付近に作り,下の空間を遊び広場や勉強机を置いて勉強するスペースにするなど,空いている空間を利用するテクがあり,ベルリン都市部ではかなりの割合で子供部屋にこの高いベットを作る家庭が多いです.さすが,DIYの盛んでクリエイティブなドイツで,フリーランスの大工さんも多く,しかもかなりリーズナブルな料金で改築してもらうことも可能.


写真のように,木製のシンプルかつモダン,スタイリッシュな改築をしてくれるフリーランス大工さんがいます.写真は,友人宅にアメリカ出身のベルリン在住の大工さんが建てた,ベット.


引っ越しするとしたら,少し都市部から離れた自然あふれる郊外に一軒家を借りるという家庭もありますが,ベルリン市内ではすでに通っている学校を転校するということはあまりしないので,なるべく引っ越しをしないで,今住むお部屋を改築し,乗り切るのが現状です.




【写真:窓際にリラックス空間を.】

近年,ベルリンは海外,または国内から移住してくる人が増えている人気都市となり,仕事も増え,人口自体が増えているとも聞きます.電車に乗っても,観光客だけでなく,時間を問わずとにかく人が多い,と昔からベルリンに住む地元の人が最近よく言っていますが,本当にそうなのかもしれません.これからはすでに受け入れた難民の住居のこともありますし,ベルリン市ではこれから,さらなる住居不足が考えられています.




2017/02/21(火) まっちょ
No.6173 (ドイツ)

TOPに戻る

(C)copyright 2025
ワーキングホリデー通信