配車アプリを利用する. 〜 フランスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
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配車アプリを利用する. 〜 フランスワーキングホリデー

パリの空港に降り立って,出口を出たら「タクシー,タクシー」とお客の呼び込みをするフランス.タクシー組合の人達を見たことがありませんか?実は,これらの呼び込みは,昨今では全世界に広まった配車アプリサービスに対抗する措置です.配車アプリの代表的な会社は「Uber(ユーバー)」.


Uberが市場に参入した際は,タクシー組合が大きな暴動を起こすまでの騒ぎになったのは,今でも覚えています.その後,Uberに次いで様々な会社が誕生し,これまでほぼ市場を独占していたフランスのタクシー組合に挑戦状を叩き付けました.


これはこの業界では革命的な出来事で,この波は未だ止まらず,配車アプリサービスはますますその需要を伸ばしています.現在では代表格の会社が5-6社ほどまでに.そのお陰で,空港までの乗車価格(固定価格)が以前よりも約10ユーロほど下がったり,サービスが拡大したりと消費者の立場としては嬉しいです.去年よりタクシー組合も空港ー市内間の固定価格を導入.乗車を他者と共有して価格が安くなるサービス,企業と直接契約を結ぶサービス,車種が選べるサービスなど,実に多様化してきました.


ちなみに私は,これらの配車サービスでお世話になった運転手さんの電話番号を入手し,必要に応じて直接連絡を取って送迎をしてもらっています.用途に応じて使い方を変えられる便利な配車アプリサービスは,これからますます進化していくことでしょう.




2017/01/31(火) Paris Eyez
No.6164 (フランス)

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