
コペンハーゲンの横にあるコムーネのフレデリクスベアに位置するコペンハーゲン動物園(Zoologisk have).
自然の摂理に合わなければ頭数を減らすための安楽死,そしてその後も有効に活用するという意味で,安楽死後は他の動物の餌に回したり,解剖実習(キリンの公開解剖で有名になりました…)など,いろいろ批判もされた当動物園ですが,その実態は動物のことを第一に考え,できるだけ自然に近い飼育方法と開放的な設計とで国内外で人気の,デンマーク自慢の動物園です.
そのコペンハーゲン動物園,最近シロクマエリアがようやくリニューアルしたというので行ってきました.
今までは高い外堀からシロクマが泳いでいるのを眺めるというスタイルだったのですが,新しくできたシロクマエリアは外からはもちろんの事,水の中からもシロクマを見ることができます.これが想像以上にインパクト抜群!
水槽のチューブのような歩道を通っていくと,水族館のように全面に水槽があり,そこをサービス精神旺盛なシロクマが飽きることなくお客さんの前を何度も何度も泳いでくれました.
水槽を蹴って泳ぐのですが,毛並みや足裏までしっかり見える大迫力のシロクマに,その場にいた子供達(プラス大人も)のテンションはとても高かったです.
フレデリック皇太子の妻メアリー妃への結婚記念として,故郷のタスマニアから贈られたタスマニアデビル,以前は狭いスペースをただただぐるぐる回っていて,ストレスで神経がやられているのかな?と心配してたのですが,この度彼らも新しく広いエリアをもらって,日向ぼっこをしたり飛んできた鳥にじゃれついたりととてもリラックスした感じで可愛かったです.
以前より食べ物も種類が充実,ホットドックとハンバーガーぐらいしかなかったのですが,サラダやサンドイッチ,アイス屋さんやスペインのドーナツのチュロス屋さんなどが増えていました.
お天気がいい日に伸び伸びとした動物たちを見ながらの散歩,とても楽しかったです.機会があれば是非足を伸ばしてみてください.