ヨーロッパ難民問題 〜 フランスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
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ヨーロッパ難民問題 〜 フランスワーキングホリデー

【写真:www.leParisien.fr より】

連日のようにメディアで取り上げられたシリアからヨーロッパにたどり着く難民問題.大半は南イタリアやスペイン,そしてギリシャにやってきましたが,フランスも例外ではなく,イギリス国境のカレーにおける難民キャンプを経て,危険を冒してユーロトンネルを渡りイギリスに渡ろうとする人々が後を絶ちませんでした.国や自治体もあの手この手で方策を練りましたが,容易には根本的な解決法をなかなか見出すことは出来ません.


その後,ドイツやフランスが先頭に立ち,大量の難民をヨーロッパ各国で分担して受け入れることで合意したものの,猛反発する国も.フランスは,シリア戦争でこれを機に空爆を行うなど,軍事介入も行っています.



【写真:www.hot243.com より】

パリではどんな状況か,というと,以前と比べて目立った変化はないものの,先日パリ市内をタクシーで走っていると,信号で止まるところに「私はシリア国籍です.子供を4人抱えています.困っているので助けて下さい.」と書かれたプラカードを掲げて,シリアパスポートをドライバーたちに見せながら,物請いしている男女がいました.ドライバーたちは次々に数ユーロのお金を彼らに渡しているところからも,このニュースへの関心の高さが伺えます.


一刻も早い根本的な解決が望まれます.



2015/10/13(火) Paris Eyez
No.5887 (フランス)

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