![]() 【写真:役所内のホールでのセレモニーの様子】 |
ドイツでは,正式に結婚籍を入れずに生活しているペアが多く,結婚するというペアは少ないのですが,今回は招待された結婚式からレポートと,ドイツでの一般的な結婚式についてお話したいと思います.
ドイツでは盛大な結婚式をする場合は,一般的に暖かい季節である,夏の時期に屋外で行われる結婚式が多いと思います.
まずは,籍を入れるセレモニーを役所で行います.今回私が行った結婚式は,役所内の素敵なホールを貸しきって盛大に行われました.セレモニーは2時間ほどで終わり,その後建物内の屋外で,シャンペンとチーズ,イタリアンハム,フルーツなどを楽しみながら,ライブミュージックを聴き,新郎の上司のすばらしい結婚生活お役立ちスピーチなどもありました.
![]() 【写真:ドイツ式ご祝儀の例】 |
その後,一度帰宅し,夜用ドレスに着替えたり,夜の部に備えてちょっと仮眠したりします.夜の結婚式は夜6時ごろから,ベルリン郊外の静かな湖畔のレストランで行われました.日本のように,2,3時間で終わり,しかもその間にいろいろなスピーチや芸などが忙しく終わってしまうような披露宴ではなく,ドイツではいたって歌やスピーチなどのショー自体は少なく,ライブミュージックを聴きながら,食事をゆっくりを楽しみます.そして,その間にとにかくみんな踊ります.通常ドイツのパーティーはそのまま朝まで続くといいます.
![]() 【写真:ペルシャ風セレモニーの 結婚式での伝統お菓子】 |
今回行った結婚式では,イタリア料理がメイン.湖畔のレストラン会場に,ボートで到着後,夜の6時半ごろからアペルティブから始まりました.アンティパストも1時間から2時間近くはゆっくりと楽しみ,メニュ-盛りだくさんで,ゆっくりいただいたのに,それでおなかいっぱいになってしまった感じでした.その後メインのグリルしたお肉料理がでてたのが,夜の10時ごろから,ウエディングケーキを食べることができたのは,なんと夜中の12時半を過ぎていました.
![]() 【写真:披露宴会場の湖畔のレストラン】 |
さて,結婚のお祝いなのですが,ドイツでも現金が主流.日本のようにご祝儀袋にいれるのではなく,5,10,20,50ユーロなどの札束を見えるように,個性的デコレーションや,工作したりしてプレゼントしたりするような習慣があるようです.