ミラノ万博が5月1日から始まります! 〜 イタリア生活 | ワーキングホリデー通信
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ミラノ万博が5月1日から始まります! 〜 イタリア生活

【写真:万博の情報はこちらでGet!】

ミラノ万博2015年へのカウントダウンが始まりました.ここミラノでの開催は,1906年以来なんと109年ぶり.ミラノのみならず,周辺の町にまで影響は及んで,それぞれに趣向を凝らしたイベントなどが企画されていて,どんどん活気づいてきました.





【写真:町の中心は参加各国の旗が並んでいます.】

今回の万博テーマのメインは「地球に食料を,生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」ですが,それだけに止まらず,世界の異なる地域での食料不足の問題,食育の問題,遺伝子組換え物質といったことや,また地球人口の増大に伴う食料確保と貧困.飢餓の問題,畜産物や穀物の需要の増大,食の安全.安心の確保,食料廃棄や食と健康の問題,,水資源の枯渇や気候変動の問題など,世界的な食料や農業の問題に対する各国の貢献のあり方等を提示するといったことまで,およそ「食料」に関する全てを含んだ広いテーマを扱っているのが特徴です.



【写真:町のいたる所で万博の宣伝が.】

148カ国が参加し,各国のパビリオンでは,食文化や食に関わる科学技術を展示するほか,それぞれの料理を味見できるフードコーナー等もあるようです.ミラノ万博の会期は5月1日から10月31日までの184日間で,約2千万人の来場を見込んでいるのだとか.今から6か月間,ミラノは多いに賑わうことでしょう.すでに万博に関する情報を得られるインフォメーション.センターが中心部に置かれ,またそこからミラノ大聖堂までの道のりには参加各国の国旗がズラリと並んでいて,それを見るだけでも気分が高まってきます.





【写真:万博エリア.マップ.日本館は4の近くです.】

気になる日本館ですが,和食や日本の食文化,食器や調理器具等の関連産業を含め,その魅力を国際社会に広く発信するとともに,クール.ジャパン戦略との連携を図り,食を絡めた「ジャパンブランド」の確立を目指す,と経済産業省からの発表がありました.日本食材の品質の高さや美味しさ,日本食の栄養バランスの良さや季節感の表現の素晴らしさなどをPRし,様々な国の人々にもっと親しんでもらえるキッカケになればいいですよね.

日本館公式サイトはこちら
http://www.expo2015.jp




2015/04/28(火) Maliarda
No.5805 (イタリア)

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