リバプールを訪ねて 〜 イギリスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
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リバプールを訪ねて 〜 イギリスワーキングホリデー

【写真:ビートルズゆかりのライブ.ハウス】
世界で最も有名な港町の一つであるリバプールを訪れる機会がありました.リバプールと言えば,リバプールFCなどのサッカー.チームが有名ですが,やはり英国を代表するバンド,ビートルズを輩出した街として多くの世代に知られているのではないでしょうか.

18世紀にアフリカ大陸を結ぶ三角貿易の拠点として発展していったリバプールですが,その実態は奴隷貿易となっていました.奴隷商のビジネスで潤い急速に繁栄していったこの街は常に負の歴史が付きまとっていることも事実です.そのような奴隷貿易によって蓄えられた資金によって,リバプールは産業革命を世界に先駆けて牽引していくことになります.19世紀に入ると,アメリカ大陸を結ぶ貿易や客船の運行が盛んになり,イギリスで最も重要な港となりました.マージー川沿いにあるスリーグレイシズと呼ばれるエリアには,ロイヤル.ライバー.ビルディングという建物があり,当時の繁栄の面影を残すモニュメントとなっています.


【写真:ジョン.レノン銅像の前で撮影する観光客】
リバプールにある人気観光地といえば,やはりビートルズの聖地とも呼ばれるマシュー.ストリート.ビートルズゆかりのライブハウスであるキャバーン.クラブ(本物のキャバーン.クラブは地下鉄工事のため,残念ながら1973年に取り壊されましたが1985年に再建されています)が人気スポットとなっています.また,同ストリートの「ウォール.オブ.フェイム」には,1957年から1973年までに同ライブハウスで演奏した1801組のバンドの名前が刻まれています.リバプールは現在もビートルズをはじめとする多くの有名ミュージシャンたちを生んだ音楽の街として世界中の人たちに親しまれているようですね

2010/06/11(金) あっこ
No.3386 (イギリス)

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