美味しい物満載!のイースター(復活祭) 〜 カナダワーホリ 〜 | ワーキングホリデー通信
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美味しい物満載!のイースター(復活祭) 〜 カナダワーホリ 〜

【写真:復活祭の伝統的菓子パンである
『ホット.クロス.バン』.
普段でもよく食べています.
今週はイースター(復活祭)週間.金曜日のGood Friday(4月2日)からEaster Monday(4月5日)にかけて4連休になります.カナダには色々な行事がありますが,『クリスマス』『ハロウィーン』と並んで私が結構好きなのがこの『イースター(復活祭)』なんです.4日連休というのも魅力的なんですが,何よりイースター期間中に食べる食べ物が美味しい!今回はそんな「イースター料理&スイーツ」についてお話したいと思います.

まずはイースター期間中に食べる伝統的な食べ物に『ホット.クロス.バン』があります.これはイギリス発祥の菓子パンで,シナモン風味が訊いた生地にドライフルーツが練り込まれており,表面にはカスタードやアイシング.シュガーで十字が描かれています.これは見たとおり「十字架」を表しており,"キリスト受難の日"である"グッド.フライデー"に食すのが伝統とされています.ホット.クロス.バンの消費率はやはりイースター期間中が最も多いのですが,実際には年間を通してスーパーで販売されており,いつでも入手可能です.私はこのホット.クロス.バンが大好きでよく購入して食べているのですが,集中して食べるのはやはりイースター期間中ですね.


【写真:チョコレートの『イースター.バニー』.
数え切れない種類のイースター.
チョコレートが店頭に並びます.】
そして「イースター」といえば『イースター.チョコレート』!イースター期間中になると,スーパーやドラッグストアといった食料品を扱う店舗に所狭しとイースター.チョコレートが並びます.それらチョコレートの殆どが「ウサギ型」「タマゴ型」をしています.これは,多産であるウサギが「子孫繁栄の象徴」,タマゴは雛が殻を破って生まれる姿が「キリストの復活を象徴」するとして,イースターのシンボル的存在になっているからです.どうしてこれらをチョコレートで模るようになったのかは分りませんが,大人も子供もチョコレートが大好きな欧米の人達にとって「堂々とチョコレートを沢山食べられるいい口実」になっているのは確かです(笑).ちなみにイースター後はこれらのチョコレートはセール品となり,買い物篭一杯にチョコレートを買い求める沢山のカナディアン達の姿が見られます.


【写真:伝統的な復活祭の食事である
『イースター.ディナー』.
ご馳走を囲んで一家団欒するのが欧米流.】
「イースター」と言って忘れてはならないのが『イースター.ディナー』.こちらは「クリスマス」「感謝祭」と同様にターキー(七面鳥)を食べます.ディナーに間に合うよう,お昼過ぎからオーブンに入れ,4時間以上かけてゆっくりと中まで焼き上げます.備え付けはマッシュポテトや温野菜,スタッフィング.ターキーにはグレイビーソースや,フルーツジャムのように甘いクランベリー.ソースをかけて頂きます.この「クランベリー.ソースをつけてターキーを食べる」という食べ方ですが,私は未だに慣れる事が出来ません.まるで,ジャムと肉を一緒に食べているようで,どうしても美味しいとは思えないんです.いつかこれが「美味しい」と思える日が来るんでしょうか???イースター.ディナーですが本来は「"イースター.サンデー"に食すのが伝統的」とされていますが,近年では家族の予定に合わせてフレキシブルになっています.

この4日間だけで随分太ってしまいそうなイースター.今年はちょっとセーブしながらイースター料理&スイーツを楽しみたいと思います.

2010/03/30(火) Saori
No.3266 (カナダ)

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