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ドイツのごみ処理

ドイツのごみ処理

あんなに盛り上がったクリスマスももう歴史の一つとなってしまった今日この頃。でも道を歩いているとまだたくさんの乾燥したツリー用天然のもみの木がごろごろしています。これももみの木専用のごみ収集が来るらしいので、道に捨てていくのです。こちらのクリスマスツリーはたいてい天然の木を使います。そういえば、ドイツ人の友人の一人が以前、クリスマスが終わったら(こちらでは年を越してからも飾っているが、1月6日ごろにツリーをしまう)もみの木は道に投げておけばいいのよ、なんて言っていたことを思いだし、びっくりしたのももう4年ほど前の話。郷に入れば郷に従えで、今では私も恐る恐るですが、ツリーを道に捨てています。

ドイツのごみ処理

今回はドイツにきて誰もが必ず困惑するごみ処理の方法についてです。リサイクルに徹底していることで有名なドイツですから、やはりごみ処理もきちんとしています。場所によって違うのですが、ベルリンでは一般的に、基本である普通の燃えるごみ(グレー)、卵の殻や野菜くずなどのリサイクル生ごみ(BIOと書かれている、茶)、テトラパック、空き缶、発泡スチロールを主とするごみ(黄色)、ワインの空きビン(茶色、透明、緑色のびん3種類)、新聞紙やダンボールなどの紙のごみ(再利用される、青色)があります。
コンテイナーは上記のように色分けされていて、かつ外側にはどのようなごみを入れてよいのか必ず書いてあります。ごみ収集はたいてい週1回程度ですが、びんを収集に来るごみ収集会社と燃えるごみを集めに来る会社などさまざまあり、回収日もそれぞれ違います。うちにくる収集車は毎回朝早くで、(もちろん平日ですが)7時半ごろ。寝坊した日はコンテイナーを運ぶびっくりするくらいの大きな音で目が覚めることもあります。

ドイツのごみ処理

またいらなくなった服と靴はごみに捨てずに、別の大きなコンテイナーが道に置いてありますのでここに入れましょう。これも再利用システムとして、アフリカなどに寄付されたりしていて、ドイツ全土の100以上の街でもう20年ほど前からこのシステムを導入しているそうです。使い終わった電池はスーパーや電気店に置いてある電池回収ボックスへ。

ごみの捨て方は慣れるまでは面倒かもしれません。こちらには仕分けできるゴミ箱もあるので、家の中でごみを捨てる際に整理しておくことをお勧めします。

2007年01月23日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
Comment(4)


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この記事へのコメント

ヨシダアユミ oreoyoshida@yahoo.co.jp 2007/01/24/12:09
はじめまして。いつもまっちょさんのワーホリ通信を拝見させていただいています。
私も3月からワーホリでドイツに行きます。高校生のときにテレビでドイツの環境対策を見て興味を持ち、2回ほど短期でドイツに行きました。
今回は9ヶ月滞在する予定です。まず環境都市であるフライブルクに滞在します。
これからも楽しみにしています。
それではお体に気をつけてお過ごしください。
吉田あゆみ

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