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今年のパスクワは4月1日 〜 イタリア文化

今年のパスクワは4月1日 〜 イタリア文化 1 ワーキングホリデー通信
ラファエロの「キリストの復活」

 カトリック教国のイタリアではイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスと、蘇ったことを祝う復活祭(イタリア語でパスクワ)は1年のうちでとても重要な祝日です。
パスクワというのはラテン語のPascha/パスカが語源だと言われています。そして昔から美術の世界でもこの「キリストの復活」という場面は繰り返し描かれているので、それだけ重要な宗教行事であったのでしょう。個人的にはルネサンス期の巨匠ラファエロが描く「キリストの復活」などの絵が好きです。




今年のパスクワは4月1日 〜 イタリア文化 2 ワーキングホリデー通信
カラフルなラッピングが印象的なコロンバ。

 このパスクワは春分の日の次の満月のすぐ後の日曜日となっていて、今年2018年は4月1日がその日にあたります。つまり毎年変わる移動祝日です。この時期はイタリア中で色々な飾りを目にしますが、一番目につくのはカラフルな包みに入ったコロンバというケーキと卵型のチョコレートだと思います。
スーパーなどでは一列全てが卵型のチョコレートで占領されてたりしますが、お菓子屋さんのショーウィンドーなどは目で見ても楽しめるような様々な工夫がされていて、ウィンドーショッピングも楽しい時期でもあります。

 復活祭の一番のシンボルは卵のようですが、卵というのは「生命」が生まれるものであり、それがキリストの復活を表現するものだと言われています。またもう一つのシンボルはウサギで、これは豊穣や繁栄を祈り、子供をたくさん産むウサギが大切にされているというところから復活祭のシンボルとなっているようです。そしてコロンバというケーキは鳩の形をしていて、これも聖霊のシンボル。
こうしてお目出度いシンボルのお菓子やチョコレートをプレゼントし合ったり、パスクワの日のランチを一緒に食べたりしながらお祝いします。

今年のパスクワは4月1日 〜 イタリア文化 3 ワーキングホリデー通信
お菓子屋さんの個性的なショーウィンドー

 ただ最近は「Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi/(クリスマスは家族と、復活祭は好きな人と)」というセリフがイタリアにはあって、よほど敬虔なカトリック信者でない限りは教会のミサに参加したり、伝統的に過ごすという姿はあまり見られなくなりました。ただパスクワの日のランチは家族で一緒に食べる人たちは多いようです。
そして次の日の月曜日もパスクエッタという祝日で、この時期から暖かくなり、春の気配のイタリアでは、友達とピクニックに行ったり、山や海辺で過ごしたりします。日本のお花見みたいな感覚ですね。

2018年03月27日(火) written by Maliarda from (イタリア)
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