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田舎街の決済事情

田舎街の決済事情
EC Karte

 春はすぐそこのはずが、先週は昼間でもマイナス3−6℃、夜にはマイナス11℃を記録するほどの寒さが続き、週末には雪が積もったドイツ西南部です。ドイツ語ではGrippe(グリッペ)と呼ばれるインフルエンザも流行し、周りは病気の人ばかり、温かい季節が待ちきれません。
今回はドイツのお金の支払い事情について少し書きたいと思います。個人的な感想ですが、電子マネーやスマホ決済が一般化している日本に比べて、決済事情はだいぶ遅れているという印象です。ベルリンのような大都市となれば話は別かもしれませんが、不便さを痛感するのはバスや路面電車での支払い。プリペイカードでピッというわけには行かず、毎回小銭をチャラチャラ言わせながら乗車時にチケットを購入しています。

 お札しかない時は運転手さんに露骨に嫌な顔をされることもあります。一般のお店では意外にクレジットカードを使用できないお店が多いです。それよりもEC Karteと呼ばれるデビットカードの方がよく使われているようです。たまにEC Karteの利用にも10ユーロの買い物から!という風に条件がある場合もありますが。

 2016年にはドイツにおけるクレジットカード発行枚数は、8250万人の居住者に対し3370万枚。フランスは6690万人に対し4000万枚であることを鑑みるとドイツでのクレジットカード発行枚数が少ないことがわかります。

 ちなみにクレジットカードがあまり使用されない一因としては、オンラインショッピングでのクレジットカードの使用には手数料が発生することがあったためとされています。しかし2018年の1月から手数料が無料になったとのことなので今後はクレジットカードの人気がもう少し出るかもしれません。



2018年03月06日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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