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ドイツとイギリスの関係

ドイツとイギリスの関係
キャサリン妃

 イギリス王室の祖先がドイツ人である事をご存知でしょうか。
1714年にイギリスのAnne女王が亡くなった際、彼女に生存する子供たちがいなかったことから、従兄をドイツのハノーヴァー家から呼びました。これがジョージ一世となり、第一次世界大戦の始まる1910年頃まで、イギリスの王族はドイツ名だったのです。

 現在もなお密接な関係を育んでいる両国ですが、イギリスがヨーロッパ連合(EU)から正式に離脱することが決定し、イギリスとEUの関係が難しい局面を迎えています。そんな緊張を解すかのように、イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃夫妻は、二人の可愛らしい子供たちと共に7月19日からドイツを訪問しました。最初に訪れたベルリンでは、メルケル首相と会談した他、ホロコースト記念碑、東西ドイツ統一の象徴ブランデンブルク門などを訪れました。今回の訪問は、英独の友好関係をあらためて確認するという観点からも重要なものであったのです。


ドイツとイギリスの関係
ウィリアム王子とキャサリン妃

 その後ハイデルベルク、ハンブルクにも足を伸ばしました。ハンブルクでは、今年要人たちが軒並み足を運んだエルプフィルハーモニー・ハンブルク コンサートホールを訪問し、ハンブルクシンフォニーオーケストラによる特別コンサートの鑑賞やオーケストラに参加した他、英独ジョイント海洋リサーチ年を祝うために、エルベ川の海事博物館(Maritime Museum)を訪問しました。
イギリスに戻る直前には、同じくハンブルクにあるエアバス社を家族で訪問し、ジョージ王子がヘリコプターに乗るなど、盛りだくさんのハンブルク訪問を楽しまれたようです。

 日本にも馴染み深いこの二国間の関係は、今後も発展し続けることでしょう。


2017年08月29日(火) written by Adler from (ドイツ)
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