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動物園へ

動物園へ
結構スリリングな吊り橋

 週末は、ザールブリュッケン動物園に行ってきました。動物園なんてなさそうな美しい住宅街の中に佇むこの動物園は、街の中心地から車で約10分ほどで行けるため、思い立ったらふらりと行くことができます。1932年開園され、美しい自然に囲まれる12ヘクタールの敷地は、管理が行き届いており、清潔感に溢れています。週末の行楽にもぴったり。

 ここには150種類1000頭もの動物たちが住んでいます。人気者のキリン、ミーアキャット、ゴリラやチーターなどに会えるほか、アザラシのショーや「夜の動物園」も開催されているようです。動物を見るだけにとどまらず、実際に動物たちに触れ合うこともできます。例えば、背中をツンツンと誰かに突かれたと思って振り向くと、餌を期待する人懐っこいヤギが待っていたりします。


動物園へ
かわいいアザラシ

 動物の性格もいろいろです。物知り顔のチンパンジーは、ガラス越しの見物者に向かって人差し指をこめかみに当てて挑発するようなジェスチャーをします。常連風の老夫婦は、「この子はいつも客に向かってこれをやるんだよ」と教えてくれました。日本の動物園は混雑しているためこんなに動物をゆっくり観察することができなかったと思います。
また、設備も魅力的。自然を生かした遊具が各所にあるので子供も元気に遊ぶことができます。そしてここの名物、長いつり橋を渡るのも愉快な体験です。
一つ興味面白いものを見つけました。写真3枚目の緑の物体、何でしょう。これは、コインを端から滑らせるように入れると、コインは何周にも弧を描いて最後は真ん中の穴に入っていきます。溜まったコインは動物園の運営資金として使われるようです。このコーナー、子供に大人気で、ひっきりなしにコインが真ん中の穴に吸い取られていきます。寄付者は楽しくコインを寄付できるアイデア、感心しました。日本にはあるのでしょうか。


動物園へ
次々にコインが落ちていきます

 入場料は大人たったの9.90ユーロ。年間パスは35ユーロなので1シーズンに1回行けば元が取れてしまいます。ちなみに動物であるはずの犬にも入場料がかかるのでお気をつけて。

2017年07月25日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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