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オクトーバーフェストの変遷

 ヨーロッパで後を絶たないテロのニュースに怯えてばかりもいられないと、ビール純粋令が出されて500周年の今年も、9月から10月はじめにかけて毎年恒例のオクトーバーフェストがドイツはもとより世界各地で開催されます。




 ちなみに、ビール純粋令(Reinheitsgebot)とは、1516年4月23日にバイエルン公ヴィルヘルム4世によって制定された法律で、ビールの原料を「麦芽、ホップ、水、酵母」に限定するというものです。
世界最古の食品関連の法律としても知られ、ドイツがビール大国になったのはこの法律のお陰と言ってもいいくらいでしょう。



 ドイツでは、7月18日に電車内で難民としてドイツに入国していたアフガニスタンの青年がヴェルツブルグの列車内でおのと包丁で乗客に襲いかかり、4人の旅行客が重傷を負う事件が起きました。
そのたった4日後には、ミュンヘン北西部のモーザッハ地区のショッピングセンターで乱射事件が起き、9人の市民が射殺された他、35人が重軽傷を負いました。

 このテロの続発を受けて、このような大勢の人々が集まるイベント関係者の間では緊張感が高まっており、セキュリティの強化に皆取り組んでいます。今年は武器を背中に背負ったテロリストを連想させるということで、オクトーバーフェストにリュックサックを持って行くことは禁止になりました。
会場ではセキュリティチェックがある箇所もありますので、みなさんも足を運ぶ際の荷物は少なめに。


 今回の写真は、北イタリアのドイツ語圏である南チロル地方で行われたオクトーバーフェストの模様。
民族衣装でみな着飾り、会場を盛り上げます。



2016年08月30日(火) written by Adler from (ドイツ)
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