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ドイツの庭 Schrebergarten

ドイツの庭 Schrebergarten
昔から代々のさくらんぼなどの
木があるガルテン内

 ドイツには、シュレーバーガルテン(Schrebergarten)と呼ばれる、小さなおうちのついた庭があり、その場所を借りることができます。郊外でなくても、ベルリン市内でも何箇所かガルテン地域があり、車でも市内から15分ほどで通うこともできるくらいの距離なので、週末を中心に家族みんなでおうちに行って、庭仕事をしたり、一緒に料理をしたりできます。特に持ち家ではなく、市内のマンションに住んでいる方がこのガルテンを借りている場合がほとんどで、このガルテンは憩いの場所として利用しています。

 ハーブやいちご、ジャガイモやたまねぎ、きゅうりやなすなど、最近日本でも人気ある退職後の趣味として行っている人が多い野菜つくり、こちらのガルテンでもたくさんの野菜や果物を育てている人がほとんどです。

 毎年、ガルテンを所有する私のお友達がする収穫祭イベントは、ガルテン内にあるたくさん採れるさくらんぼやなしなどの果物を一緒にジャムつくりするイベント。または、イースター休暇から夏にかけては、お友達をあつめての採りたて野菜もいただくバーベキューイベント、お誕生会をするなど楽しいイベントにも利用できます。


 このガルテンに長期間住むことは原則できないことになっているのですが、年金生活者や一人になってしまったお年寄りなどでは、実はこのガルテンの小さな家に住んでいる方もいるらしいとのことです。ガルテン内の小さなおうちは、ドイツの寒い冬の間住めるほどの防寒設備がないので、ここにずっと住むのはなかなか厳しそうですが、自分たちで暖房設備を取り付けたりして、住んでいるのかもしれません。


2016年08月09日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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