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バンクーバー、桜のシーズン

バンクーバー、桜のシーズン
先々週、満開だった八重桜

 4月も半ばを過ぎ、ようやく過ごし易い気温になって来たバンクーバー地方。先週は雨・曇り・雹の繰り返しでまるで冬が戻ってきたみたいでしたが、先週末から晴れ日が続き、春の日差しも暖かく、とても気持ちが良いです。
 さて『春』と言えば勿論『桜』。これまで何回かご紹介してきた通り(桜の名所・バンクーバー)、バンクーバー地域には沢山の種類の桜が大量に植樹されており、いわば“カナダにおける桜のメッカ”と言っても過言で無いほど。バンクーバー市内の街路樹は殆ど桜の木ですし、郊外に行けば自宅に桜の樹を植えている人が本当に沢山います。日本から離れていてもあまりホームシックにならないのは、こんなにも桜が身近な場所に存在してくれているからかもしれません。

バンクーバー、桜のシーズン
一ヶ月ほど前、友人宅の裏庭に咲いていた
散り掛けのソメイヨシノ系の桜。

 去年は暖冬だったため桜の開花が早く、2月中旬には山桜が咲き始めたのですが、今年の開花は少しだけ遅く、3月頭頃。しかし、3月は暴風雨の日が多かった為、早々に花びらを散らしてしまう桜が多々ありました。それでも桜の樹は種類によって開花時期が異なる為、一方が散ってしまってもまた一方が満開を迎える、といった感じに『桜リレー』が3ヶ月近く続きす。


バンクーバー、桜のシーズン
我が家の斜め裏のお宅の大島桜(白桜)。
まるで雪が積もっているよう。

 我が家の斜め裏のお宅には山桜と巨木の大島桜が3本ほどあり、ラッキーな事に、我が家のバルコニーからよく見えるんです。暖かい日はバルコニーで御飯を食べるんですが、桜の木々を眺めながら食べる御飯はなんだか『お花見』をしているようで「ああ、日本人で良かったなあ・・・」としみじみ思いました。先日、この斜め裏のお宅の方と話をする機会が有り「この2ヶ月間、御宅の桜が大いに目の保養をさせてくれました。有難う」と御礼を言ったら「この山桜は過去に強風で2度ほど倒れたんだ。でもその度に頑張って復活させてきた。そんな桜を自分達以外にも愛でてくれる人がいて、とても嬉しい。」と言われ、感動しました。桜を愛する心は、日本人もカナダ人も関係ないんですね。

バンクーバー、桜のシーズン
我が家のテラスから見える裏のお宅の
大島桜と山桜。春はここでお花見です。

 今年の『桜リレー』も終盤を迎え、リレーの最後を飾る八重桜と大島桜も少しずつ散り始めました。今年も心を癒してくれた桜の木々たちに「ありがとう」と言いたいです。

2016年04月19日(火) written by Saori from (カナダ)
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