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カナダの『お引越し』事情

 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。日本は新年早々、数十年に一度の寒波に見舞われているようですね。ここカナダ西海岸地方は例年通りの雨の日々で、日中気温は6℃くらい。凍えるほど寒くもなく、過ごし易い冬となっています。
 
 さて、新年早々ではありますが、ワタクシ、7年ぶりの引越しを致しました!12月に入って急に決まった上に“年内引越し”だったので、それはもう大変な年末でした・・・(汗)。7年の間に溜まった荷物は半端な量ではなく、思わず『(日本の某・改築TV番組で活躍する)引越しセンターに助けて欲しい!』と叫んでしまった位です。でもここはカナダ。カナダは基本『D.I.Y』な国なので、引越しも業者を頼らず自分達でするのが殆ど。我が家も勿論そうなってしまったので、今回は日本とは随分違う『カナダのお引越し事情』をお話したいともいます。

 まず、日本で引越しが決まった場合、まずネットで検索するのが『引越し業者』または各業者の『引越しサービス・パック』だと思います。カナダの場合、引越しが決まってまずネット検索するのは『レンタル・トラック』に関する情報です。勿論、カナダにも引越し業者は数あります。ですが、それらを利用するのは大抵、企業がオフィス移転する等の“企業引越し”や、ピアノといった大型物の専門移動技術が必要な場合の時が殆ど。大抵の人たちはレンタ・カー会社から引越し用トラックを一日レンタルし、友人達に手伝ってもらって自力で引越しをします。なのでレンタ・カー会社も通常の車に加え、引越し用の2t〜3tトラックを何台も揃えていて、好きな時にトラックをレンタル出来るようになっています。今回、我家は近場への引越しだったので、大型バンを一日60ドル(約6千円)でレンタルし、数往復して全ての荷物を移動させました。


 レンタル・トラックの予約手配できたら、次に手配しなくてはいけないのが『ダンボール箱』。日本同様、引越しを業者に頼めば箱も用意してもらえますが、自力引越しの場合はそうも行きません。少し前だったらスーパーマーケットや家電店等で、不要になった大量のダンボール箱を無料で貰えたそうなのですが、現在はくれる所とくれない所があるようです。我が家が今回利用したのは『Home Depot』というホームセンター。ここで大中小のダンボール箱が販売されていたので、中・小の箱を10箱ずつ、計20箱を購入。合計で20ドルちょっとでした。あとは友人・知人が譲ってくれた段ボール箱を利用し、なんとか全ての荷物を詰める事が出来ました。

 今回掛かった引越し料金は1万円足らず(手伝ってくれた人々への御礼ランチといった御代を省いた金額です)。荷造りから荷解き、運搬全て自分達でしたからこの値段なのですが、時間がかなり掛かりましたし、その後の疲労はかなりのものでした。少々値段が掛かっても、簡単・ラクチン・スピーディーに引越しが出来る“日本の引越し業者のサービス”を利用したいと、つくづく思った次第です。



2016年01月26日(火) written by Saori from (カナダ)
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