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カナダ西部を襲った熱波と森林火災 〜 カナダワーキングホリデー

カナダ西部を襲った熱波と森林火災 〜 カナダワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
ペンバートンで起きた森林火災
(C)BC Wildfire Service

 先週末まで熱波に見舞われていたカナダ西部。1ヶ月近く雨が降らず、気温は連日30度超え。つい先日まで女子ワールド・カップが開催されていましたが、彼女達がプレイしていたのは、その熱波のど真ん中の時期。全ての選手の皆さん、熱波の中、本当にお疲れ様でした。
 さてこの熱波、先月の6月中旬から始まったのですが、当初は上がっても24度ほどでした。それが日が経つに連れて気温がグングン上昇し、6月27日には遂にブリティッシュ・コロンビア州(以下BC州)ウォーフィールドにて気温40.6度を、同じくBC州オソイウースで気温40.4度を記録。双方とも2006年以来、9年ぶりの最高気温の記録更新となりました。また同日に33.7度を記録したBC州アガシズにおいては1895年の記録(32.8度)を120年ぶりに更新する事となりました。私はメトロ・バンクーバーに住むようになって約11年になりますが、こんなに暑い6月は初めてです。年によっては7月1日のカナダ・デー(カナダ建国記念日)辺りまでジャケットを羽織る事がよくあったのに、今年に関しては真夏日の、暑い暑いカナダ・デーとなりました。

 今回は熱波に加え、雨が全く降らない“日照り状態”が続いた事によって木々が乾燥し、カナダ西部各地で大規模な森林火災が発生しました。一日に広範囲に渡って数百単位・大小の火災(中には人の手による火災も多々含まれます)が発生する事態となり、各キャンプ場でもキャンプ・ファイヤーが禁止になっています。それらの森林火災の中でも特に話題となったのが7月4日に起こったBC州ペンバートンで起きた森林火災です。

 ペンバートンはバンクーバー市内から高速道路を北上する事2時間弱で行ける場所にある町なのですが、一晩でバンクーバー市と同じ範囲の森を焼き尽くし、数日間に渡って燃え続けました。更にBC州サウス・オカナガン地域やBC州中央部のパンツィー湖地域でも大規模な森林火災が発生。これらの森林火災によって発生した煙はメトロ・バンクーバー一帯、バンクーバー島、はてはアメリカ・コロラド州まで到達し、北米西部・中部の空を森林火災の煙が一週間近く覆い続けました。天気は快晴のはずなのに青空が見えず、薄もやの中に太陽の輪郭がハッキリと見えるのが印象的で、同時に怖くもありました。こんな中で消火作業にあたっている消防士の方々には本当に頭が下がります。

 この森林火災による煙は勿論有害なため、カナダ保健省は「窓は閉めておくこと」「喘息や呼吸器系の持病を持っている人は出来るだけ外出を避けること」といった注意を発表する自体に。ラジオ等でも「子供達は室内で遊ばせましょう」と両親達に注意を促していました。いやはや、この熱波の時期に窓を閉めてきっておかなければならなかったのは、かなりの苦痛でした。先週末になってようやく、待ちに待った雨が降り、これを機に気温も落ち着いてくる様子。もっともっと雨が降って、各地で未だに発生している森林火災を全て消し去ってくれると良いのですが。


2015年07月14日(火) written by Saori from (カナダ)
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