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週末はフリーマーケットへ

週末はフリーマーケットへ
廃工場で行われたとあるフリーマーケット

 リサイクル精神が根付くドイツでは、週末ごとにどこかしらでフリーマーケット(Flohmarkt)が開催されています。開催場所として公園や広場は定番ですが、そのほか大学の駐車場でこじんまりと行われていることもあれば、休日の会社の食堂や古い廃工場やスーパーの倉庫などを利用して開催されていることもあります。またフリーマーケットにより規模や傾向も様々。たとえば、家の中にあった不用品としか思えないものばかりが並んでいる場合、こどもやママたちで大賑わいの赤ちゃんグッズ限定の場合、それから食器や家具などのアンティークがたくさん出店されている場合など。今回はどんなタイプのフリーマーケットかしらとワクワクしながら、時にはあちこちのフリーマーケットをはしごしたりすることもあります。

週末はフリーマーケットへ
誰かのウエディングフォト。売れるのでしょうか

 珠玉混合とはよく言ったもの、がらくたの山のなかにもきらりと光る逸品が潜んでいることもあります。例えば、着古したお世辞にもきれいとは言えない服や靴、いまどきカセットテープやレコード、うす汚れた人形、そして誰かの結婚写真まで!誰がこんなもの買うんだろうというような物の中に埋もれて、有名ブランドのテーブルウエアや、コレクターたち垂涎のおもちゃ(デンマーク発の組み立てブロックと言えばおわかりでしょう)、古い物ならではの味のある食器や家具など、販売者たちはそれらの価値を知ってか知らずか、とんでもない破格で売られたりしているのですから。もちろんここはフリーマーケット、交渉の余地も大有りです。

週末はフリーマーケットへ
珠玉混合

 一つ個人的な収穫をご紹介しますと、とあるアンティーク製品が多く出ているフリーマーケットにて、私の住む地域で誕生したとある有名な老舗食器ブランドの花瓶がたった5ユーロで売られていました。その柄にひかれて即購入し、食器に詳しい友人に見せたところ、これがある年代に手書きで柄が描かれた希少なビンテージ品であることがわかったのです。
ぜひとも、予定のない週末は欲しいものがなくてもフリーマーケットに足を運んでみてはいかがでしょう。思わぬお宝に出会えるかも!?

週末はフリーマーケットへ
審美眼が試されます
2015年04月07日(火) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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