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旬を求め朝市

旬を求め朝市
朝暗いうちから準備が始まります

 ドイツではよくある光景ですが、私の暮らすアパートの目の前でも週に2回に朝市が開かれます。八百屋はもちろん、肉屋、魚屋、卵屋、スパイス屋から日用雑貨店、おもちゃ屋まで様々なお店のテントが軒を連ねます。お店の多くが、地元の農家や生産者とのこと。
ここで夕食用の新鮮な食材を仕入るのは日々の楽しみでもあります。




旬を求め朝市
卵屋さん。自分でケースに入れます。

 スーパーでの価格設定より若干高めですが、味は格別。果物なんかはスーパーで買ったものに比べてずっと甘くみずみずしいのです。
市場に店を出しているのはだいたいいつも同じ顔触れ。通ううちにお気に入りの店をみつけ、次第に顔見知りとなり、時にはおまけをしてもらえるなんていううれしい出来事も多々あります。珍しい野菜は調理法を聞くなんてこともできます。スーパーでは味わえない温かい人と人との交流も、市場で買い物をするもう一つの理由でもあります。それに、スーパーに比べお店の人と話す機会は圧倒的に多いので、ドイツ語の実地練習にもなりますね。

 近頃のお気に入りは、ビオのパスタを販売しているお店。精白されていないパスタや、珍しい形のパスタが売っていて、いつも新たなパスタを買っては試しています。もう一つは卵屋。
おそらく卵農家らしきお店のおばあさんが、毎回気さくに声をかけてくれます。好きな卵を自分で選び、卵のケースに入れていきます。


旬を求め朝市
この時期はクリスマスに向けての
商品が並びます。

 それから店頭にはその時期採れる作物が並び、旬のものがわかりやすいというのも魅力です。ちょっと前からは、手作りのザワークラウトがビニール袋に入った形で売られているのが目につきます。そしてなんといってもこの時期はクリスマスに向けての飾りやアドベントキャンドルなどが並び、クリスマス気分を盛り上げてくれます。なんとなく、お正月に向けてお飾りなどが並ぶ日本の光景を思い浮かべてしまうのは、私だけでしょうか。

2014年12月12日(金) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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