PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201411145686

ドイツで鍋パーティー

ドイツで鍋パーティー
ドイツスタイル鍋の出来上がり

 ドイツでは少し前に冬時間に切り替わり、日もだいぶ短くなって気温もぐっと下がってきました。冬はもうすぐそこ。楽しいクリスマスマーケットの時期まではまだもう少し。寒い時期、さてドイツでは何を楽しみにすればいいのだろう、と考えていたところ、近所に住む日本人の方がお鍋に招いてくれました。日本の冬の風物詩の鍋が、ドイツの限られた食材を使ってどう料理されるか興味津々、胸躍らせながら向かいました。

 鍋の具は、白菜、人参、大根、鶏肉、鶏のフリカデル、ルッコラ。それを手作りポン酢で頂きました。

白菜は、ドイツではCina Kohl(中国のキャベツ)という名前で、一般的なスーパーで簡単に手に入れることができます。それからフリカデル(Frikadelle)とはドイツ風のハンバーグのこと。これもスーパーにはパックに入ったものが必ずといっていいほど売っています。通常は豚肉や牛肉、もしくは合いびき肉のものをよく見かけますが、今回は珍しい鶏肉のフリカデルをチョイス。そしてなんとルッコラ。なんでもルッコラは水菜の代用としてばっちりとのこと。
ドイツの惣菜フリカデルも日本の鍋にも意外に合い、程よいボリュームでお腹を満たしてくれました。初めて鍋に入れて食べたルッコラも何の違和感もなく水菜と同じ感覚で食しました。ポン酢もしょうゆと出汁さえあれば簡単にそしてあんなに美味しく作れるんですね。市販のポン酢よりずっと美味しいと感じました。手作りポン酢レシピはインターネットで検索してみてください。


 日本から用意された材料は、鍋の素(もちろん出汁の素でもOK)、しょうゆ、鰹節だけでした。そのほかの材料はすべて普通にドイツのスーパーで買えるものだけ。それでこんなに美味しいお鍋が作れるんですね。なお、土鍋がなくても、中華鍋や深めのフライパンでも十分です。卓上コンロがあれば尚可。テーブルでみんなで鍋をつつくという鍋の醍醐味が味わえます。

 今回は、ドイツ歴の長い友人の知恵と工夫に感心しながら、ドイツスタイルの鍋料理に心も体も温まったとある宵でした。



ドイツで鍋パーティー
食後はドイツのお酒イエガーマイスターを
ちびちびやるもまた一興
2014年11月14日(金) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
Comment(0)


ドイツ関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。