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ドイツでフットケア ― ポドロギー

ドイツでフットケア ― ポドロギー
清潔なクリニック内。
足ケアグッズや足の
健康に関する啓発看板が。

 私の住んでいるアパートの建物には、フットケアのクリニックが入っています。ドイツでは足の健康に対する意識が高いのでしょうか。日本でも「ドイツ式」をうたったフットケアサロンやドイツ製の健康靴ショップをときどき見かけました。そういえば、一時期大流行したサンダル、ビルケンシュトックもドイツ生まれですね。そのクリニックの看板にはPraxis fuer Podologieと書いてあったので意味を調べてみると、Podologie(ポドロギー)とは「足の学問」とありました。なるほどドイツでは、足の健康も学問として体系化されているのですね。

 足の裏の角質が気になる私は、以前からこのクリニックに興味津々でしたが、先日ついに足のケアを試す機会がやってきました。予約日当日、サロンに入るとすでにお客さんで施術室はすべて埋まっているようでした。客層は、私の行ったときはたまたま中高年の方々のみでした。


 辞書を頼りながら手渡された問診票を埋め、いよいよ施術室に通されました。
昔、シンガポールか香港で(どこだったか記憶が曖昧…)足の角質取りを経験したことがありますが、そこはいかにもアジアのマッサージ屋、薄暗い大きなスペースでほかのお客さんと肩を並べながら施術を受けるような飛び込みで気軽に入れるようなカジュアルな雰囲気でしたが、こちらは事前にきっちり予約をし、一部屋には一人。白が基調な明るい部屋で、大仰な施術椅子に座って施術を受けます。どことなく歯医者さんのような雰囲気。


ドイツでフットケア ― ポドロギー
器具で足の爪や角質を滑らかに

 施術椅子に座り、さっそく足のケア開始。これまた歯医者さんを彷彿とさせるような様々な器具を使ってまずは足のつめの表面をスムーズにしていきます。その後、爪の間の汚れを掻き出し、最後に足の裏の角質を削っていきます。特に痛みはありません。器具の振動を伝わって得られる足の裏が滑らかになっていく感覚が爽快。私の受けたのは正味30分、24ユーロほどのコースでした。出来上がりは、爪も皮膚もすべすべになりまあまあ満足。定期的に通うのが理想的のようですが、また足の角質が気になり始めたらやってみようと思います。

2014年10月30日(木) written by モチヅキカズミ from (ドイツ)
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