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イギリスで大人気。村上春樹の最新作を読む。 〜 イギリスワーキングホリデー

イギリスで大人気。村上春樹の最新作を読む。 〜 イギリスワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
村上春樹の作品を英語で読む

 英語で読む日本文学のブッククラブを始めて、早3年あまりが経とうとしています。オックスフォードで月に1回開催されている読書会ですが、仕事が忙しく、最近はなかなか本が読みきれていなかった反省もあり、今回は出来るだけ時間を作って本を読むようにしています。

 日本文学は、村上春樹の影響力もあってか、ここイギリスでも少しずつ注目を集め始めているようです。ロンドンの書店では日本文学特集の棚が作られるなど、村上春樹以外の作家の紹介にも力を入れるようになりました。イギリス人の友人が訪れると、書店のスタッフが日本人作家について丁寧にガイドしてくれたそうです。中でも、同書店がプッシュする日本人作家は「博士の愛した数式で知られる」小川洋子だったそうで、スタッフは「海外で最も過小評価されている日本人作家の一人」と嘆くほどだったといいます。


 オックスフォードの日本文学ブックラブ、今月の課題本は村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」です。英語翻訳版が発売するのが長らく待たれた作品で、8月の発売と同時に同作品を読みたいという要望がイギリス人のメンバーからありました。村上春樹の作品はイギリスでも大変人気があり、同作品発売当日はロンドンの書店でも本を求めるお客さんで長蛇の列ができるなど、ハリーポッターなみの人気を見せていたそうです。

 日本文学を英語翻訳で読むと言う試みは、日本文学をひろく広めるという主旨においては大変有効なものですが、作品の真意や雰囲気、文化を上手く伝えられるかどうかという点においては、難しい部分もあることは確かです。それでも、まずは多くの人が日本文学に触れるということが深い理解につながると信じて、続けていきたいと思います。




2014年10月10日(金) written by あっこ from (イギリス)
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