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結婚式連続レポート3@ウェディングパーティー

結婚式連続レポート3@ウェディングパーティー
泊まったホテル、Munkebo Kro

 連続結婚レポート、最終回はウェディングパーティーです。
新婦はスペイン人で、新郎はデンマーク人なので、ゲストはスペインからの彼女の家族と、デンマークに住むスペイン語話者の友達らが半分を占めるという、ラテン風味プンプンの楽しいパーティーでした。

 新婦新婦共に形式張ったものが嫌いなので、あくまでカジュアル、彼女は色は白ですがカジュアルなタイトドレスで、新郎はシャツにパンツとラフな装い。私はデンマークで初めて浴衣を来て参加したのですが、これがまた大ウケ!というのも浴衣を実際に見たことがない人がほとんどだったらしく、ハリウッドスターのごとく写真を撮られました(笑)。
日本では夏の風物詩である浴衣も、外国では着物と区別があまり付けられず、堂々と民族衣装(!)として着ることができますので、女性の方はデンマークに来る時、一張羅として浴衣セットを一組持って来るのはとてもいいアイデアです。私ももっと早く持ってきていればよかったと思いました。

会場は新郎の実家があるOdenseから少し離れたMunkeboという場所で、庭に大きなテントを張ってテーブルを設置する、こちらではよく見かけるタイプのホームパーティー。庭が大きいからこそできる技ですね。

前菜は新婦の家族がスペインから持ってきたイベリコ豚の生ハムやオリーブ、ワインにチーズなど、これがまたメインの豚の丸焼きより美味しかったです。


 デンマークでは食事中はゲストがワイングラスをフォークでリンリンと鳴らせば新郎新婦はキスをしなければいけないという面白い風習があるのですが、もうテンションが高いゲストたちはリンリン鳴らしっ放しでした。

そして新婦か新郎がトイレに立った時には、残された側に異性のゲストがキスをしに行くという風習も忘れてはいけません。私もちゃっかり、友達である新婦がトイレに行った隙に新郎にキスをお見舞い。これ、自分だったらヤキモチ焼いてしまいそうな習慣ですが、する側としては楽しい!の一言です(笑)。

 食事が終わったあとは音楽を流して、新郎新婦がダンスする周りをゲストが取り囲み手を叩きながら近づいて行き、最後には新郎新婦がキスするまで迫るというのもしっかりしました。
私たちは赤ちゃん連れだったので夜に帰ったのですが、その後はみな朝まで
飲んで騒いで楽しんだようです。

幸せそうな新郎新婦を見れて、終止笑いの絶えなかったパーティー。自分まで幸せを分けてもらえたとても素敵なパーティーでした。つたないスペイン語の私を豪快な笑顔で暖かく受け入れてくれた新婦の家族たちに会えたことも、とても嬉しかったです。


2014年10月10日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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