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海外暮らしで辛いと思うこと 〜 アイルランドワーキングホリデー

 海外暮らしを始めて、ポジティブなことも山のようにある中で、ネガティブなこともあることは否定できません。人によって何をもってポジティブ・ネガティブと判断するかは異なってくると思いますが、私にとって海外生活をしていて一番辛いと思うのは「大事な人が病気などで死にゆく時に、そばにいてあげられない」ということかもしれません。

 海外に飛び出した当初は若気の至りもあって、あまり考えずにいましたが、親戚やきょうだいが病気で亡くなったり急逝したり、子どもの時から仲良くしている親友が病気で苦しんでいるときにも、お見舞いに簡単に訪れられないとなると、車や、電車一本、バス一本で目的地に行けない自分に不甲斐なさを感じることがあります。(日本でも関東・関西、九州・北海道といった距離でも同様に起きる問題だと思いますが……時差の問題はないですけどね……)

 私事なのですが、17年間仲良くしていた同郷の友人を、先週病気で亡くしてしまいました。出会ったのは街の第九合唱団で、その後私が海外へ引っ越しても、日本へ帰省するたびにご飯やお茶をしたりして近況を交換しあっていました。体がもともと弱く、入退院を幼少から繰り返していたのですが、通信制の高校・短大を卒業し、いつかヨーロッパを訪れたいと、ドイツ語や英語の勉強を一生懸命していた頑張り屋さんでもありました。

 彼女に最後に会ったのは、今年日本に帰省した1月の終わり。体が辛そうな様子の友人でしたが、おしゃべりな私たちが集うといつもの元気な友人に戻ったかのようでした。スイスのチョコレートが大好きな彼女、喜んでスイスのチョコレートを頬張っていましたっけ!「またチョコレート送るね!来年会うまで元気になっといてよ!」と別れたのですが、自らの死期が近いのをすでに知っていた彼女は、その後お母さんに「もう会うのは、これで最期なんやろうなあ」と話していたそうです。

 現在はメールやSNSが発達して、常に連絡が取りやすい環境になったとはいえ、急な訃報や突然の変更などが海外滞在中に起こることもこのようにあります。日本のご家族、お友達が元気でやっていてくれるのが一番ですが、海外で離れて暮らしていると悲報に対してどう自分を精神的にコントロールするか、とか緊急帰国の時に手助けしてくれる(いざとなるとパニックになって、放心状態になってしまうこともありうるので)知人・友人を持っているのも、海外生活を送る中で大切なことなのかもしれないな、とふと思いました。
2014年05月16日(金) written by Uisce 『エール備忘録』 from (アイルランド)
Comment(2)


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この記事へのコメント

Uisce 2014/05/21/04:58
Tomoさん、コメントありがとうございます。いざ自分にそういった不幸が起こってみないと、気づかないことってありますよね…私もまさにそうで、実際海外に暮らしてみると見えなかったこと、気づかなかったことにガンっと頭を殴られるような衝撃体験してから、そういう覚悟もいるのだなあと思うようになりました。
かといって、海外へ飛び出す前にそういうことまで考えてしまうと絶対外に出ていけないとは思いますけどね^_^;。心を強く、自分に強く、海外でたくましく一緒にがんばりましょう!

Tomo 2014/05/17/18:18
私も海外に住んで2年です。出てくるときは実家の両親に日本に住んでいても、少し離れていると1年にお正月くらいしか会わないのだから海外に住んでても年に1、2回くらい帰国すれば同じだよ。距離は関係ないよ。といったものの、旅費の問題や子供の学校など色んな問題があって、なかなか帰国できないです。。今回の記事はとても考えさせられました。

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