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ストライキに見るロンドン政治家の力関係 〜 イギリスワーキングホリデー

ストライキに見るロンドン政治家の力関係 〜 イギリスワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
電車もプラットフォームもぎゅうぎゅう
日本では久しく聞かない単語、ストライキ。ヨーロッパでは比較的よく起こることなのですが、今回ロンドンでは久しぶりにTFLがストライキをしました。わたしの記憶ではこの2年くらいはストライキがなかったのですが、それはどうやらオリンピック中は絶対電車のストライキは起こせられないということなどが関係していた様です。かれこれ5年前にロンドンに移り住み、働き始めてから何回かストライキがあり、住宅街からシティー(金融街)に通勤しているわたしはモロ影響を受けてしまいます。最初の何回かは戸惑いましたが、もう何回もやられると先手に対処して思ったよりも快適に会社に来る方法を考え付いたりもします。
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バスも気を付けて待たないと。。。
今回のストライキは48時間ストライキがあったので、合計で2日間影響を受けました。わたしの働く会社ではストライキによる時間差通勤や自宅勤務なども特になく、みんな普通にいつも通り9時までにオフィスに来ること、という感じでしたが、周りの友達を見ると時間差通勤やIT系の人たちは家から働けるので全然ヘイキそうでした。これからの時代はますますこういうフレキシビリティーが増えると思うので、ストも意外と大丈夫なのかも、と思わずにはいられません。
毎回ストライキの時に不思議に思うのですが、殆どの線がストの影響で止まったり、大幅に遅れたりしている横でノーザンラインだけはほぼ通常通りに走っていたります。ノーザンラインは慢性的に混雑しているので、ストの混雑時でも普段より30分ほど早く家を出ればいつも通りの出勤と同じような感覚で会社に来れます。またTFLはストライキ中はバスの増発を行うとはアナウンスするのですが、実際には普段と同じくらいで、しかもシティー方面に向かうバスはオールドストリートのランダバウトで大渋滞するので普段より大幅に時間がかかります。

と、庶民にはなんとも迷惑な話なのですが、そもそもなんでストライキが起こるかというと、今回の場合は未来のロンドン地下鉄無人化、それによる大量のリストラに労組が大反対して行っているようです。TFLはサービスが悪い割には運賃が高く、電車もプラットフォームもボロボロ(良くえ言えばアンティーク調。。。)、なのに従業員のお給料がいいことでも有名です(平均賃金£44Kプラスボーナス、だそうです)。たしかに大都市ロンドンの足の地下鉄は重要なのですが、この理由には労組の組合長、ボブ・クローの影響があるからなんだそうです。政府が新しくTFLの計画を打ち出したり、リストラ策を提出すると、すぐに行動を起こし、ストライキなどのアクションを起こして抗議します。イブニングスタンダード紙によると、そのおかげでTFLの従業員のお給料がいいのは、まるでこのボブ・クローがシティーのトレーダーのように上手く作戦を立ててほしい物をトレードするから、と書いています。それに比べると、ロンドン市長のボリス・ジョンソンはTFLの従業員にわいろを渡したりして、むやみにコストを増やし、市長として市民の大事な足である地下鉄を適正価格でしっかり運営すること、という点においてはかなりの疑問を覚える、とも書かれています。
2014年02月18日(火) written by Ayako from (イギリス)
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