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ドイツ、エネルギー転換

ドイツ、エネルギー転換
EVカー用充電器(enviam.deサイトより)
 ドイツはエネルギー転換先進国、エコ先進国としても有名ですが、毎日の当たり前の生活の中でやはりエコ先進国だなあ、地球の環境のことを考えている人が増えてきているな、と気がつくことがよくあります。ドイツでは契約する電力会社を自分で選ぶことが出来るのですが、近年では原子力エネルギーを一切使用していない再生可能エネルギー100パーセントを使用したエコ電力会社が続々登場し、それらのエコ電力会社と契約する世帯が増えていますし、エネルギー転換はドイツの国会で今一番の話し合いのひとつになっているほど、国民が2020年からの完全脱原発する計画に向けて動いています。
日本でも今多くの国民が考え始めてきている脱原発、そのため、水力や風力発電などの再生可能エネルギーを需要する電力小売自由化案も増えてきているようで、近年ドイツでは少しずつ国民が脱原発に向けて動き始めています。
エコ電力は、外国から買い取っている水力発電や北ドイツに続々と建設中の風力発電など、様々ですが、最近ベルリンの街の中の歩道やホテル前でよく見るようになったのは、EV車と駐車券売機のように備えられているEV車用充電器です。この充電器(いわゆる未来のガススタンド)に再生可能エネルギー100パーセントを使用しており、二酸化炭素排出ゼロという地球に優しいがモットーのベルリンに3500台用意しているというEVカーシェアリングビジネスも、今のこのカーシェアリングとエコブームにうまく乗ったベルリンらしいビジネスといえるでしょう。ドイツ政府の計画としては、2020年までに100万台のEVカーがドイツ国内を走っているといわれています。
また、ドイツといえば、ビール。ビール生産過程で使用する電力をソーラーパネルからの太陽エネルギーのみを利用してビールを作っているエコ先進国ドイツらしいビール会社もあります。
2014年01月28日(火) written by まっちょ from (ドイツ)
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