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「工事中」の建物へようこそ 〜 フランスワーキングホリデー

「工事中」の建物へようこそ 〜 フランスワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
改装中の人類博物館内ガイドツアー
 パリは街全体がミュゼと言えるほど、古い建物でいっぱい! 江戸時代初期にあたる、17世紀に建てられたアパルトマンに住んでいるというのも珍しくない話。勿論、経年劣化や生活様式の変化に合わせて、その都度無数の修復・改装が行われてきました。施工が終了してからお披露目されるのが一般的ですが、工事中の様子も公開しよう! という趣旨の企画もあり、幾つかご紹介します。
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かつての売り場に作品が展示されています
 まずは、エッフェル塔眺望スポットの一つ、シャイヨー宮の人類博物館。1937年の国際博覧会に伴い設立され、4年前からリノベーションのため休館していますが、特別に内部が一般公開されました。安全上の理由により、参加人数と時間を限ってのガイドツアーでは、作業員とお揃いのヘルメットをかぶってさぁ出発! むき出しの柱や壁、絡まり合う配線、山積した資材に設置中の足場−いつも訪れている他のミュゼの裏側をも想像してしまいます。ミュゼの歴史やプラン等を説明して下さるスタッフが足を止め、「ここは将来、企画展示室になる予定です」。完成の暁には、どのように変貌を遂げたか見に来ましょう。
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アパルトマン全体がグラフィティアートに
 続いて、19世紀にオープンした老舗百貨店で、現在改装のため閉店中のサマリテーヌでは、若手写真家達が改装中の店を舞台に撮影した写真展が行われました。このサマリテーヌ、国際的に活躍する日本人建築家ユニットSANAAの手により生まれ変わる予定で、完成図や模型等も隣のスペースで展示されています。さて展覧会ですが、作品とその舞台を目の前で実際に比較したり、残された装飾から開店時を偲んだり…お買物とは違う楽しみ方で、店内を回遊できました。
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古びたガレージをそのまま会場に利用
 他にも少々変わり種で、もうすぐ取り壊し工事が始まるアパルトマンと、改装工事しないまま公開されたガレージが、グラフィティアートの展示会場として利用され、注目されました。工事現場の壁等に見かける「落書き」ですが、単なる書き殴りとは全く異なる芸術作品へ昇華し、丸ごと会場となったアパルトマンには連日6時間以上の大行列ができるほど大人気! また、あえて手を加えず廃墟の様なガレージに展示することで、作品と空間双方が生かされるだけでなく、子ども達がお絵かきや秘密基地を作るスペースを設ける等の工夫もあり、場所の新たな見方を教えられました。
 普段は固く閉ざされた「立入禁止」の扉から、過去と未来の様相を垣間見て、古いものを大切にする思いと、新しいものを創造していく期待に胸を膨らませた体験でした。
2013年12月27日(金) written by AyumiN from (フランス)
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