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201311055244

仮装をして登校! 「カナダのハロウィーン」

仮装をして登校! 「カナダのハロウィーン」
ハロウィーンの1週間ほど前になると、
殆どの家で前庭をこのように飾り付けます。
 早いものでもう11月ですね。今年もあと2ヶ月で終わりだなんて、信じられません。カナダは先日の11月2日に「夏時間」から「冬時間」に切り替わり、一日の日照時間も随分短くなりました。「冬の雨季」の始まりを告げるかのように雨の日も少しずつ増えてきて、カナダ西海岸に冬が近づいて来ているのを実感しています。
 さて、もう11月に入ったのですが、今回は先週終わったばかりの「ハロウィーン」について、そして「カナダの学校でのハロウィーン」のお話をしたいと思います。


 現在では北米を代表するイベントの一つとなっているハロウィーン。その趣旨の楽しさから、今では北米だけでなく、世界中の至るところでハロウィーンを祝う習慣が増えているようです。日本では“子供の為の行事”という本来の主旨から少し離れ、10代後半〜20代による“大人がコスプレを楽しむ日”として広まっていると小耳に挟んだのですが、本当ですか?? こちらでも大人達が仮装をし、ハロウィーン・パーティーを開催するなどして“大人のハロウィーン”を楽しんでいますが、やはり北米では“ハロウィーンの主役”は子供達。ハロウィーンの日だけは仮装をして学校に登校する事が許可され(というか推奨されます)、生徒だけでなく教師達も(!)仮装をして教壇に立ちます。この辺は日本の学校では考えられない「大らかさ」を感じますね。

仮装をして登校! 「カナダのハロウィーン」
自らも仮装して
トリック・オア・トリーターズを
お出迎えする人も!
 この日だけは学校での仮装が許可される事もあり、ハロウィーン当日の登下校時刻になると下は保育園児から上は高校生まで、様々な仮装をした沢山の子供達を目にします。保育園〜中学年の子供達の場合、男の子はアメコミ・ヒーロー系の、そして女の子はディズニー・プリンセス系の衣装を身に着ける子が多いようです。が、高校生にもなると、仮装姿にも個性が表れてきます。レディ・ガガを代表とする個性的なミュージシャン達の仮装をしたり、どこから仕入れたのか着ぐるみを着たり。女の子はちょっとセクシーな衣装を着てみたりして、その姿からは「他の誰とも仮装がかぶらないように」という気合すら感じます。私が今年見て驚いたのは映画「怪盗グルー」シリーズに登場するミニオンの仮装をした高校生たち!そしてカウボーイ姿の男の子&牛の着ぐるみを着た女の子という可愛らしい高校生カップルの姿もありました(笑)。
 ちなみに、ハロウィーン・ナイトに行われる子供達による「トリック・オア・トリーティング」。これは皆さんもご存知の通り、子供達が近所の家々を練り歩いて「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!」と言い、その家主からお菓子を貰うというハロウィーンのメイン・イベントです。殆どの子供達は彼らが乳幼児の時に「トリック・オア・トリーティング・デビュー」をするのですが、それでは一体、彼らは何歳までこれが出来るのでしょうか? 基本的には「高校卒業をするまでは良し」とされているそうなのですが、実際はそれよりももっと早く、14、15歳くらいでトリック・オア・トリーティングを辞める子が多いそうです。なので、答えは「個人によって異なる」が最も正しいのではないでしょうか。そして「トリック・オア・トリーティング」は北米に住む殆どの大人達にとって「子供時代の楽しい思い出」として記憶に残っているのだそうです。
 
 ハロウィーンが終わって、店頭にあったハロウィーン・グッズが撤去され、代わりにクリスマス向け
2013年11月05日(火) written by Saori from (カナダ)
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