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大英博物館の功罪!? 〜 イギリスワーキングホリデー

大英博物館の功罪!? 〜 イギリスワーキングホリデー 1 ワーキングホリデー通信
大英博物館のエルギン・マーブル
 ロンドンの大英博物館へ行ってきました。エジプト時代のミイラやロゼッタストーンなど数々の名史を見つめてきた歴史の遺産が数多く展示されています。同博物館の展示品は、歴史的にも人類学的にも大変興味深いものばかりです。
さて、大英博物館のなかでも人気の高い展示品にエルギン・マーブルがあります。エルギン・マーブルは古代ギリシャ・アテネの有名なパルテノン神殿を飾った彫刻群です。19世紀にイギリス人の外交官であったエルギン伯爵トマス・ブルースによってパルテノン神殿から削りとられ、英国に持ち帰られたという曰く付きの品なのです。ギリシャ政府やギリシャ人たちは、このことに今でも反発しているといいます。私が以前ギリシャを訪れた時に、アテネのアクアポリス博物館へ行ったことがあります。そこには、すっかりもぎ取られた部分以外の無惨なパルテノン神殿の装飾が展示されていたのです。ギリシャ人の友人は、そのほとんどが大英博物館にあると知って腹を立てていたのを覚えています。ギリシャの再三の返還要求にも大英博物館は応じることはないようです。

そもそも、大英博物館に展示されている品の多くが、各国から略奪されたり譲渡されたりしたものであることはよく知られています。その背景は実にコントラバーシャルなものですが、世界の歴史を一挙に学べる機会を作ったのも大英博物館の功績でもあるのでしょう。ただ、その影にはその歴史を作った各国との軋轢があるということも知っておかなければならないでしょう。
2013年09月13日(金) written by あっこ from (イギリス)
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