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ミラノ大聖堂内での写真撮影が有料

ミラノ大聖堂内での写真撮影が有料
荘厳なミラノ大聖堂内部。
まさかミラノ大聖堂内で美しいステンドグラスの写真を撮るのにお金がかかるようになるとは思いもしませんでしたが・・・
今年から大聖堂の入り口に出現した新たな看板。
最初はナンだろう??と思っていたのですが、よく見ると・・・
「大聖堂内での撮影のために赤いブレスレットを購入してください」と書いてあり、個人入場の際に写真撮影希望の場合、カメラのみならず、iPadや携帯電話での写真撮影、ビデオ撮影が全て「有料」になっています。

ミラノ大聖堂内での写真撮影が有料
写真撮影のためにはブレスレット必要!
しかも時間制限まで設けられたようで、写真撮影可能な時間帯は平日の8:30-18:30、祝祭日の13:30-17:00まで。
上記以外の時間、またミサなどの宗教行事中の撮影は一切禁止です。
大聖堂を入ると「受付」があり、そこで2ユーロを払うとその赤いブレスレットが腕に巻かれる、というワケです。
その腕章なしで写真撮影をすると、すぐに守衛さんが飛んでくるのだとか・・・

ミラノ大聖堂内での写真撮影が有料
大聖堂の修理・維持のために
皆様の協力をお願いします。
ミラノ大聖堂ドゥオモは年間500万人以上が訪れる観光名所。
そして年間300万ユーロは下らない、修理費や修復費用が嵩み、2015年のミラノ万博へ向けての「お色直し」も急ピッチで進む中、とうとう観光客から「写真代」として2ユーロを徴収することになったミラノ市。イタリア人からは賛否両論(反対意見のほうが多数)ですがこうする以外に良策も見つからず、といった感じでしょうか。
ミラノ大聖堂内での写真撮影が有料
ミラノ大聖堂の屋上。
そういえば大聖堂の屋上へ上がるのも、13ユーロ(エレベーター使用)、10ユーロ(徒歩で・・・)と、こちらも大幅に値上げ。
ミラノ市は「ピサの斜塔は上るのに18ユーロもかかる」と他と比べて「安い方だ」と、これまた苦しい言い訳をしていますが、古いものを手入れして後世へ残していくのも、なかなか大変な事のようです。
2013年08月02日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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