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エトナ山が世界遺産に登録!

エトナ山が世界遺産に登録!
エトナ山の風景
富士山が世界遺産になった、その前日6月21日。
ヨーロッパ最大の活火山であるイタリア南部シチリア島の東部にあるエトナ山も第37回世界遺産委員会の審議を経て、ユネスコの世界遺産に登録されました。
過去2700年に及ぶ噴火の記録やその火山活動、またギリシャ神話などにも登場し文化的教育的価値が認められたことなどが登録理由です。
全能の神ゼウスが怪物のデュポンをエトナの下に閉じ込めたため、脱出しようとして噴火を起こすといわれたり、ノアの大洪水を引き起こした場所だったという説があったり、何千年にも渡って、話題になってきたエトナ山。

エトナ山が世界遺産に登録!
エトナ山の位置
この火山は、世界で最も活動的な火山の一つでもあり、殆ど常に噴火している状態なのだそうです!
時には大きな噴火を起こすこともあるのですが、特別に危険な火山とは見なされていません。
今も数千人が山の麓に住み、肥えた土壌は農業に適しているので葡萄園や果樹園が広がります。
日本でも最近はおなじみの真っ赤なオレンジ、ブラッドオレンジもこのエトナ山の麓で栽培され、肥沃な大地と太陽のめぐみによってあの美味しさになるのだそうです。

エトナ山が世界遺産に登録!
メディチ家の邸宅の一部
今回のユネスコ世界遺産委員会で、イタリアの「メディチ家の邸宅群と庭園群」も世界遺産登録に決定!
今までも登録数は世界一を誇っていたイタリアですが今回で全49ヶ所の世界遺産登録数になり、堂々の世界一の座を維持して前進中!
イタリア旅行の際には新しく登録された場所にもぜひ足を運んでみてくださいね。

2013年07月19日(金) written by Maliarda from (イタリア)
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